Make A Difference

Congratulations, Gohei!!!!!

速報! 

お待たせしましたっ、カナダ・バンクバーのピアノコンテストに参加しているGoheiから連絡が入りました。

結果、Goheiは、なんと第131人の出場者の中から4位って、これってすごいことでしょ。

上位5位までの入賞の5人が、もう1度コンサートを大ホールでした後には、授賞式もあるのだそうです。あ〜その場にいたかった、、、、(残念)

おめでとう、Gohei! よく頑張りました。パチパチパチ。最高に私もうれしいです。

It's a MIRACLE - My good friend GOHEI

今日は感動したお話しを1つ。

今年の始め西川(Gohei)と知り合った。ゼッタイに彼に会ってほしい、と紹介してくれたのは、ミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターをつとめてくださった、ソプラノオペラ歌手の田村麻子さん。

とにかく明るく、楽しい、チャーミングなGoheiに、その日以来、すっかり魅せられてしまった。

そのGoheiが、今週、カナダ・バンクーバーで行われている国際障害者ピアノコンクールに出場している。

Goheiがピアノを習い始めたのは15才のとき。15才からではピアニストになるには遅すぎると言われながらも、音大を目指すGohei。お家にはピアノがなかったため、ご近所にピアノがあると聞きつけると借りにいったり、ピアノがあるところなら、たとえ自宅から相当通り場所であっても通い続けながら、毎日5時間以上の練習を続けた高校時代。その努力が実り、音大に、めでたく合格。

大学卒業後、あるコンクールでアメリカの著名な音楽家の目にとまったことがきっかけになり、招かれて1999年にニューヨークに渡米。その後、新進気鋭のピアニストとして注目を浴びながら、アメリカ各地で演奏活動を続けていた。

ところが、5年前、突然ある症状が、リサイタルの最中にGoheiを襲った、、、、何本かの指が思い通りに動かない、、、、。

針、お灸などあらゆる治療法を試してみたが、いっこうにその症状は悪化するばかり。病院に行ってみたが、原因不明と言われてしまう。

でも、あきらめなかったGohei、どんどん動かなくなる指を必死にのばしてピアノを引き続けた。

やがて、中枢神経系の運動障害からくる障害ジストニアという病名を言い渡されたGohei、ピアニストとして致命的ともいえる、指がまったく動かなくなる病気にかかってしまった。

病院の先生たちからは、もうピアノを弾くことは無理だとも言われた、それでもあきらめなかったGoheiは、カウンセリングで自分の心と向き合い、リハビリを毎日続けた。動かない指で、子供たちにピアノも教え始めた。

すると、、、、一昨年末に奇跡的に指が数本動き始めた。その数本の指で、子供達に演奏すると、聞いていた子供たちがものすごく感動したという。そのことが、きっかけになって、またピアニストとしての復帰を決心したGohei。

今でも、動く指は左手2本と右手4本。奇跡の復帰だと、当時彼を診断したドクターたちは語る。

今年5月、ニューヨーク・スタインウェーホールで、麻子さんと共に、ジストニアで苦しんでいる人たちの為に、チャリテイーコンサートを開き、大盛況だった。

病気になる前は、いかに人を感動させるか、うまく演奏するかだけを考えていたというGohei。

カナダに出発する前日、コンクールで弾く曲を家に来て演奏してくれた。その音色は、決してうまく弾いてやれ、という音ではなく、作曲家(ショパン)がまるでGoheiを通して語っているかのように、癒しと安らぎを感じ心から感動した、そして思わず涙が、、、。

たった今、カナダにいるそのGoheiから、最高にうれしいメールが届いた!

”セミファイナル通過しました。明日、10月2日午後にフェスティバルで演奏して、その後、夕方の本選会でも演奏します。生まれつき2本指の人もいて、、、それでも皆んなすごい美しく弾いてました。ボクには審査委員長が満点をくださいました。”

Gohei 自身が、Make A Difference!

がんばれ、Gohei! 応援しているよ。

HIGH LINE - The hottest park in New York



秋晴れの最高にさわやかなお天気の今日、ニューヨーク・マンハッタンから、今最もホットな場所をお伝えしましょう。

1930年代から1980年まで、ニューヨーク・マンハッタンの西側には、High Line という地上9メートルの所に貨物列車路線が通っていました。あれから約30年間、放置状態になっていたその線路づたえに、この夏すばらしい公園がオープンしたのです。

その話題の公園High Line に、早速ニューヨーク滞在中のSEIKOさんと二人でデートしてきました。

朝 7時から夜10時まで見られるというこの公園 の入り口は全部で5カ所。線路の部分をほとんど残し、木々や花々を見事に美しく植え、所々に、アイデアたっぷりのアートも見ることができます。地上からマ ンハッタンの壮大な景色を眺めながらぶらぶら散歩、休憩できるように、おしゃれなベンチも並んでいます。

高いところからの夕焼けも、最高にロマンチック。ベンチに座って絵を描く人、日光浴をしている人、おしゃべりを楽しむ人、いろんな国の言葉が飛びかうこの雰囲気は、電車は走っていなくても、まるで電車に乗って見知らぬ別世界に遊びに行ったような、そんな気分にさせてくれます。

2010年までにはもっと線路の先まで公園が完成する予定。

これは必見の価値大ありですぞ、行ってみて!!!!

日比谷パテイオに集合! MERRY Farming Festa

Merry Farming Festa

さあさあ、みなさん、秋のさやわかな季節がやってきましたね。

今日はそんなさわやかなお天気にぴったりの入場無料イベントのお知らせです。

9月19日と20日の二日間、日比谷でなつかしいミステリオの仲間やお友達に会えるかもしれない、、、、、!

題してMERRY Farming Festa

ファーミング。それは農業(Farm)を楽しむ(-ing)こと。

開催日:2009/09/19(土)、09/20(日)
開催地:日比谷パティオ
開催時間:10:00〜21:00(カカシのライトアップのみ21:00まで)
入場:無料
※雨天決行

以下の文章はこの楽しいイベントを企画しているメリープロジェクト代表の水谷さんのウェブサイトから一部抜粋させていただきました。このイベントをそっと陰で応援しているのは、テニスのプリンスSEIICHIRO。当日はプリンスSEIICHIROも会場でみなさんの来場を楽しみに待っていますよ!

このイベントへの参加希望者はnozomi@msterio.com 宛てにメールにてご連絡ください。

★☆★☆

「ファーミング。それは農業(Farm)を楽しむ(-ing)こと」 漁業には釣り(Fishing)という趣味があるように、農業をもっと身近に感じ、趣味のように楽しんで欲しい。そんな考え方から生まれた活動です。 気軽にみんなで、笑って。これからの新しい農業のカタチです。さぁ農業を楽しもう。「知る」、「育てる」、「つながる」、「食べる」 これらは新しい農業のカタチ「Farming」のコンセプト。 それぞれの農業を 楽しむカテゴリーに合わせた体験イベントを通して、 一日たっぷりとFarmingの魅力である 子どもから大人まで楽しめる「楽しい農業」、「楽しい教育」を感じてください。

農業なんか、、、、とあまり馴染みのない方にこそご来場ください、農業への考え方が少し変わるはずだから。

AからLまでの11個のイベント内容
GROW・・・「育てる」を楽しむ。
A)巨大なカカシをみんなで作ろう!
※常時開催。11:00〜、14:00〜、16:00〜講師による実演ワークショップを行ないます。
日没後大きなカカシをライトアップし、幻想的に照らします。昼とは違った表情を見せるカカシをぜひご覧下さい。

B)紙コップ畑を作ろう!
※常時開催。

Farming特製の紙コップキットに土を入れ、種をまきます。カフェのようにコミュニケーションしながら作った「紙コップ畑」は持ち運びも簡単なので、家に帰って育てることができます。

C)イネのワークショップ
※常時開催。11:30〜、14:30〜、16:30〜は講師によるワークショップを行ないます。
収穫したイネから、食べられるお米になるまでの流れを学べるワークショップ。
また、会場には六本木の屋上で育った、100株を超えるカラフルなバケツイネが登場します。

D)「Merry Garden!」プランター
電気を使わない自動給水システムで、新鮮な野菜が栽培できる「Merry Garden!」プランター。
いろんな野菜が実ったプランターで、会場を華やかに彩ります。

Eat・・・「食べる」を楽しむ。
E)Merry Farming Market
青空市場による新鮮野菜の産直販売や東京農大ベンチャー「メルカ—ド」による醤油やジャムなどの加工品も販売します。

F)「産直おやさいべジタフル」
産直野菜のEC通販「産直おやさいベジタフル」の採れたて野菜とFarmingオリジナルレシピのプレートを提供します。

Learn・・・「知る」を楽しむ。

G)Farmingコンテナ
キャップをリユースしたキュートな「Merry Farming」キットや、ペットボトル本体を使ったペットボトル菜園など、気軽にFarmingの楽しさを味わうことができるコンテナです。

H)野菜のクイズラリー パティオ会場内に隠された、野菜に関するクイズに挑戦できます。全て見つけてクイズを解いたら、Hに戻って答え合わせをしてみよう。東京農大の先生と生徒たちが疑問について答えてくれます。

Communicate・・・「つながる」を楽しむ。

I)映画「eatrip」(第33回モントリオール世界映画祭正式出品作品)
10/10(土)より全国順次ロードショー。フードディレクター野村友里が初監督をつとめた 「人」と「食」のつながりを描いた作品の写真の展示を行ないます。

J)やさいのカード
「知っているようで意外と知らない食べ物のコト」「やさいのカード」はデザイナーが提案する、食べ物のコトを知る ”きっかけづくり”のためのカードゲームであり食育プログラムです。

Other・・・その他のコンテンツ
K)Merry Farming
会場内で行なわれるいずれかのワークショップに参加し、スタンプを貰ったお客様には、先着1000名様限定でペットボトルのキャップではじめられる「Merry Farming」キットをプレゼント! また、4つ以上参加し、スタンプを集められた方には、Farmingならではの、スペシャル特典をプレゼントします。

L)Farmingトークセッション 
9月19日(土)14:00〜農林水産省大臣官房政策課長の末松広行氏、MERRY PROJECT代表の水谷孝次、ヘッドライン代表取締役社長であり、Farming プロジェクトの発起人でもある一木広治氏によるトークセッションも行ないます。

Win-Win-Win?! Summer Cleaning Party!

7月18日、第1回Summer Cleaning Party を開催しました!

これは4月に、Spring Cleaning Party と称してニューヨークでも同じコンセプトで開催したイベントで、クローゼットに眠るみなさんの衣類やバッグ類、スカーフやジュエリーなどの小物も持ち寄って、物々交換しあおうというもの。

持ち寄った衣類・小物類を、自分の好きなものがその場で試着できちゃう上に、「Cleaning」と「Reuse」ができるという Win-Winのイベントです。

それだけじゃあ、つまらないので、ドリンクやスイーツを食べながらワイワイと、ストレス発散とネットワーキングの場になってしまう上、最終的に残ったものは、まとめてどこかの団体に寄付しようというのがこの会のコンセプト。

まさしく、Win-Win-Winと Make A Difference が実行できる一石三鳥のイベントです。

自分ではもう使わない、着ないという品物が、他の人に喜ばれる感覚は、なんとも気持ちのよいものなの、その上、普段絶対こんな色は買わないわ、着ないわ、という洋服が、実はすっごく似合ってる、という場面にも遭遇できるんですね。

パーテイー当日の試着室はいつも満員で、レデイースの熱気ムンムン?!おいしいホワイトワインやシャンパーンを飲みながら、おしゃべりに華が咲いた3時間半となりました。

私も、シンデレラになった気分で、銀の素敵な夏のサンダルをゲット! 毎日こればかり履いています。 今回残った衣類や小物は全部で6箱、千葉県にある「かにた後援会」へ寄付させていただきました。

次回、一時帰国したときには、第2回目を企画しますので、今からご自分のクローゼットや引き出しに眠る品々を、箱詰めしておいてくださいね。 

次回のクリーニングパーテイーへの参加ご希望の方は、案内メールリストにお載せしますので、nozomi@msterio.com までご連絡ください。

Know the Number


マンハッタンの町中に突然現れた巨大なビルボード"KNOW THE NUMBER"
毎秒ごとに画面に映し出されるバンゴウがどんどん増えていく、この正体は一体なんだ???

このビルボード発案者である友人のKevin Parker氏、20年前モルガンスタンレー東京オフィスに駐在した彼は、当時トップトレーダーとして金融業界のスターと言われた人物。現在は、ドイツ銀行アセットマネージメントのエグゼクテイブとして現役で活躍中。

その彼がここ数年、ノーベル賞受賞者を多く出しているマサチューセッツ州のエリート大学 MIT (Massachusetts Institute of Technology と一緒に研究を重ね、彼のリーダーシップのもとに Global Climate Change Committee (グローバルクライメートチェンジコミッテイー)チームを結成。勤務先のドイツ銀行も巻き込んで、企業がこれから社会のためにしなければならないことは何か、地球を守っていく為に、我々の責任は何かと追求した結果、このビルボードが誕生したのです。

今、私達の地球にいろいろな異変がおきています。その異変の原因のほとんどは、私達が作っているのです。地球の温度がどんどん暖かくなっていく、そんな不思議な現象が色々なところで見られます。

これは、グリーンハウス・ガスがその地球の温度をあげていく原因となっているのですね。グリーンハウス・ガスには、炭素、メタン、二酸化炭素、オゾンなどがあげられますが、私達はこれらを燃やしたり加工したりしながら、知らないうちにどんどん悪い空気をクリエートしているんですね。自分たちでクリエートしてしまった、これらの物は、目に見えるものでなく、空気となって植物や野菜、自然にどんどん悪い影響を与えています。

毎日生活していく中で、目に見えないから忘れても平気、目に見えないから私達には関係のないことだわ、と思いがち。そこで、Kevinと彼のチームは考えました、どうしたら、みんなの意識を変えることができるだろうかと。

毎秒変わるこのビルボードに映し出された数は、世界中のカーボン(炭素)の数字の合計数、この合計数をどうやったら減らすことができるか、それを考えるのは私達ひとりひとりの責任、というのが実はこのビルボードのメッセージなのですね。

Kevin がオープニングセレモニーの式典で語っていたメッセージの中で、特に印象的だったのは、”国がなんとかしてくれるだろう、とただ待っている時代は終わった、これからは企業のリーダーたちがリーダーシップをとり、一般の人たちの意識を少しでもよりよく変える時代、How to Make A Difference を一緒に考えていく時代だ。”と。そして、今後は、世界の大都市にも同じビルボードを作っていきたいと、彼の熱意を語ってくれました。

日本のみなさ〜〜〜ん、もうすぐみなさんの近所にお目見えする日も近いかもしれませんよ!!!!

2nd We Run To Eat


ここのところニューヨークは、気温も低く、雨や霧の続くパッとしないお天気が毎日続く中、太陽がほんのちょっとだけ雲から顔を出した日曜日、第2回目のWe Run To Eat がセントラルパークで開催されました!

2回目のWe Run To Eat は、今まで全く走ったことがない、走るのは自信がないけれど腕を元気にふりながら歩いてみたい、という新しいメンバーたちも参加して、和気ワイワイな楽しい時間となりました。

そして、もちろんレースの後は、朝食を食べにレストランへ。ジョッシュの影響を受けたのか、息子トーマスも今回からランナーズとして参加!

早起きをして運動した後の食事はとてもおいしいもの、その上1日がものすご〜く長く感じて、なんだかとっても得した気分になるものだなあ。

*前回のWe Run To Eat の様子は6月1日のブログをごらんください。

We Run To Eat! - 食べるために走るランニングチーム


新緑が今一番美しい季節のニューヨーク、そのふんだんな緑からエネルギーをたくさん感じるセントラルパーク。

そんな自然の力を独り占めしてはもったいないっ、とジョッシュ&エリカと私の3人で始めたランニングチーム、『WE RUN TO EAT!』 の第一回目の集りを週末に行いました!

このチームに入るための厳しい資格や条件は全くなし。月に1回の週末の朝、5キロから8キロ、一緒に歩いてみたい、走ってみたいという男女なら誰でもオッケー。特に、普段から運動したいと思っていても、一人で始めるのは難しいと感じている人たちには最適なチームです、年齢制限もないし。

なんといっても私達のチームが誇れるのは目的がユニークなこと。そう、”食べるために走るチーム(We Run To Eat)” なんだか飴とムチみたい??

運動をした後の1時間はゴールデンタイムとよばれ、充分汗をかいて、カロリーを消耗した分だけ、その1時間の間にはどんなにたくさん食べても大丈夫、というリサーチの結果、それならみんなで楽しく運動した後、ワイワイめちゃめちゃたくさんおいしく朝食を食べようよ、とスタートすることになったのです。

一緒に運動して食事をして、新しいお友達もできちゃう、早起きするから1日がとても長く感じられる、これならゼッタイ一石四鳥?!の効果あり、っという訳。

ウェブサイトもただいま作成中。We Run To Eat を通して、運動の楽しさ、健康な食事方、そしてなによりも元気に一緒に感動を分かち合える場にできればいいなあ、と思っています。これも "Make A Difference" につながると思うから!

次回のWe Run To Eat は6月14日の日曜日朝9時、セントラルパークに集合です。

日本でもミステリオの仲間を集めて、このチームを広げていきたいなあ。

えっ、なになにっ、30秒で人を動かすことができるってエ?!



ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか? 今日は、ミステリオお薦めの二冊目の本!『30秒で人を動かせ』の紹介です!

いつもミステリオのことを、応援してくださっている野村るりこさんが、ご本を出版。

彼女は、現在株)ホープス社の代表取締役 教育コンサルタント。サマーキャンプには、彼女お墨付きの、すばらしい男子大学生をカウンセラーとして送り込んでくださったり、過去一度、ミステリオのお父さまやお母さまのために、講演をしてくださったこともあるんです。

るりこさんは、彼女の人柄そのものが現れているユニークなバックグランドの持ち主です。ペンシルバニア州立大学体育学部卒業後、慶應ビジネススクールでMBA取得。 フルブライト奨学生として、ハーバード大学教育大学院のEdM(教育学修士)取得後、日本で起業。彼女自身も10代は、体操の選手としてオリンピックを目指していらしたとのこと。今は彼女自身のオリンピック選手の育成経験を生かし、年間に約1,000人の指導を通じて、トップエリートの育成に貢献していらっしゃいます。また、日米双方のオリンピック委員会指定倶楽部で体操競技指導としても活動中。

その彼女が今回出版なさったこの本、タイトルからしても興味津々。一体全体、どうやったら30秒で人を動かすことができるのかしら、ゼッタイ読んでみたいっ。 

いつか、すべての子供たちに - One Day, All Children....


今日から5月、これからますます新緑の美しい季節になりますね!

新しい学年、そして新しい職場に、そろそろ慣れてきたころかな?

今日は、新刊のお知らせですよ。

ミステリオをいつも応援してくれている二人のステキな女性たちが最近本を出版しました。

まず1冊目、待ちこがれていたWendy Kopp (ウェンデイー・コップ)の書いた本が、ついに日本語版『いつか、すべての子供たちに One Day, All Children.....』として登場したのです。

Wendyと最初に出会ったのは、今から20年前、ニューヨーク、セントラルパークのピクニックでした。プリンストン大学を卒業したてのころの彼女と、女友達4人でワインやチーズを楽しみながら、将来の夢について語り合いました。

Wendy以外も同じく大学を卒業したての女性たちで、全員会社勤め、私よりずっと年下。そんな中、22才のWendy は一人とても輝いていました。

そして彼女は熱く語り続けます、”私が今始めたことは、将来アメリカを大きく変える自信があるの、これは単なる仕事じゃないのよ、ムーブメントなの。” と。

そのWendy の起したムーブメント” TEACH FOR AMERICA” は、1990年にスタート。あれから約20年たった今、クリントン元大統領やオバマ大統領も応援する教育改革ムーブメントとして、アメリカの大学生の理想の就職先として、第10位に選ばれるまで成長した非営利団体となったのです。

なぜここまで成長を遂げたのか? それは彼女のアイデアが実にシンプルで、わかりやすく活気的だったからと言われています。この広いアメリカの貧しい地域にある学校は学業成績も低い、であればトップクラスの大学を卒業したばかりの熱い想いを持った人たちを集めて、2年間教師教育を提供した後、都市や地方の公立学校育に送りこんでみようじゃないか、と思いついたWendy。

ミステリオ立ちあげの1年前、2000年の夏、”こんなことをやってみたい” と私の夢を彼女に語る時がきたとき、彼女はもの静かに答えてくれました。”夢や計画はできるだけ大きいほうがいいわ。そして何があってもへこたれないこと、あきらめないことよ。いつでも応援しているから、ガンバってね!”と。

たくさんの失敗を経験し、今こうしてアメリカのスーパースターとなったWendy が本の最後にこう語っています、”全力を傾ければ何でもできるという自信を与えてくれ、優れた教育を受ける機会を与えてくれた両親へ、心からありがとう。”と。

みなさんも、Wendyの生き方を通してきっと何か熱くワクワクするものが伝わってくるはず、
だからみなさんにも是非、この本をおすすめしたいと思います。

次の本の紹介は明日のお楽しみ!

 

バーテンダーでMake A Difference!



Happy Hour Fundraiser

Enjoy Drink Specials, Raffles, and Prizes

with Guest Bartenders Akua, Yuka, and Nicole

100% of cash tips will support

The Tumaini Positive Test Club

The Tumaini Positive Test Club is an NGO located in the Arusha region of Northern Tanzania (East Africa) and provides a space for those affected with HIV/AIDS to be accepted and celebrated. Their programs combat the stigma of HIV with support groups, education, home-bound outreach, music and sports.

Akua Ahmed will travel to East Africa this summer to support children facing one of the greatest challenges of our time.

To read more about her project and make a donation to support her trip,

please visit her website http://sites.google.com/site/akuashelpingtupo/ .


Location:

Slattery’s Pub

8 E 36th St. (btwn. 5th and Madison Ave.)

今月初めに、友達のYukaから、これぞまさしくMake A Difference のイベント、という招待状が届きました。一体この招待状にはどんなことが書いてあるのかなと読んでみると、 へえ〜〜〜こんなアイデアがあったんだあ、とびっくり!

始めに、英語の表現でHappy Hour = ハッピーアワーというのは、お酒を出すBar = バーが夕方お客さんの入りがまだ少ない比較的早い時間帯を選んで、より多くの人たちに来てもらいために、”幸せの時間”と称して、限定した時間帯(2時間が単位)で通常より少し安い価格でドリンクを提供する時間のこと。では、Fundraiser という単語はどんな意味かというと、資金集めのパーテイーのこと。

.......ということは、そうかっ、お酒を飲みながら資金集めをするということかあ、と納得!

そして、YukaとAkuaとNicoleの3人の女性がゲストバーテンダーとして登場する、これってどういうことなわけ、、、、フムフム、それだけじゃなくて、くじ引きや賞品もあるらしいじゃないの。

その上、バーテンダーたちへのチップすべてが100%、Tumaini Positive Test Club に寄付されるッて、一体どういうこと???

どうやらTumaini Positive Test Clubという、アフリカ東、タンザニアの北の村”Arusha”地方で、HIVやAIDSで苦しんでいる子どもたちを支援する非営利団体(NPO)を支援するのが目的で、今回のこのパーテイーのアイデアは、YUKAの通っているNYU大学院のクラスメートのAkuaが、この団体を通して今年の夏に、Arusha3週間のボランティア活動をしに行くための資金集めの為のパーテイーだったんです。

バーテンダーとして登場する3人の女性たちは今、New York University, Master's in Fundraising Candidate, George H. Heyman, Jr. Center for Philanthropy and Fundraising = ニューヨーク大学・大学院でファンドレーズを専門に勉強しているクラスメートたち。

私がこの招待状を受け取って、まず一番びっくりしたことは、このパーテイーの内容とその発想のユニークさ。ただ資金集めの為に集まってほしいというのではなく、バーを貸し切って友人をよび、自分たちがバーテンダーとして働き、飲物を作って売るという、なんとも珍しくって楽しい企画だということ。

その上、いままで一度もバーテンダーをしたことのない彼らに、バーを提供してくれるお店が、実際この街ニューヨークにあるということにも、びっくり。バーのオーナー曰く、いつもよりお客さんが大勢来てくれて飲物を注文してくれれば、お店の売り上げもあがるし、その上、チップすべてが人の役に立つなんて、こんなうれしいことはないじゃないか、と。う〜〜〜ん、理解あるなあ、このオーナー、すばらしい。

さてさて、パーテイー当日の夜、一人で行くのもさびしいし、丁度ロンドンから遊びにきていた私のStep-son = 義息子のトーマスと二人で出かけてみると、、、いるいるた〜〜〜くさんの人たちが、ワイワイ楽しそうに会話をしながらお酒を次から次にオーダーをしているではありませんか!!!!

バーデンターとして大活躍の3人が着ていたTシャツに書かれた言葉 ”NO ONE HAS BEEN CURED - MAKE A DIFFERENCE (メーク・ア・デイファレンスがなければ、誰も治ることはできない)もとっても印象的でした!

気になる寄付金ですが、さ〜〜〜あ、ここで問題です、この夜わずか2〜3時間で集まったチップの合計金額は、いくらになったでしょうかああああ?

じゃ〜〜〜ん、正解は1,257ドル (約12万6000円)。わあ、おめでとうございます、ぱちぱちぱちっつ!

社会や世の中の為になることをしてみたいけれど、どうやって始めていいかわからない、と迷っているあなた、この3人のアイデアを元に、自分たちの身の回りで楽しく身近にできることを考えてみてはいかが? 

ハゲるって最高にクール!  BALD IS BEAUTIFUL!

3月17日は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日、そしてアイルランドの祝日、そのことを記念して、毎年欧米では、"St. Patrick's Day ”のパレードが各地で開催されます。

アイルランドの色はグリーン、「Green Day - 緑の日」とも呼ばれているこの日は、グリーンの物を身につけてお祝いする習慣があり、特に有名なのは、シカゴ川をグリーンに染め上げるという風景はお見事。ニューヨーク・マンハッタンも朝10時から夕方5時まで、バレードの為に交通止めとなり、この日を祝う市民でにぎわいます。

そして今朝、お友達のKevinから招待状メールが届きました、そこには、今年も St. Baldrick's Day のイベントに参加することになりました、どうぞ今晩観にきてください”という内容のもの。

ちょっと待って、今日はSt. Patrick's Day じゃないの? でもこのSt. Baldrick's Dayってあるけれど、これって何????

とよーく彼のメールを読み返して、びっくり仰天。英語のBaldは、”禿(は)げた” という意味。ってことは、今日は禿げる日?? 一体何をする日なのかしら??? 

St. Baldrick's Foundation が主催するこのSt. Baldrick's Day のイベントは、毎年世界の160,000人の子どもたちが、ガンにかかっていく中、この病気に苦しんでいる子供たちの為の医療やリサーチにかかる莫大な費用の資金を集めるためにできた機構だったんです。 ガンになると、治療の一部として、抗がん剤という、とても強いお薬を投入しなければならなく、このお薬をとると、効果はあがっても、治療中は必ず髪の毛が全部抜けてしまうんですね。いくら又はえてくる、とわかっていても、髪が全部ぬけてしまうことを恥ずかしいと思っている子どもたちは、とっても多いのです。

治療で髪の毛がなくなってしまうけれど、子どもたちの気持ちが理解できるように、大人も一緒に髪を剃りましょう、髪を剃ることは最高にクールなことなんだよ!という主旨のもとに、できたこの団体。

この日は髪を剃るセレモニーが、各地で行われる予定です。また、自分の髪の毛を剃るだけでなく、髪を剃ることに賛同してくれる友達や会社の同僚から寄付金を集めることも、この談会いの目的のひとつなんですね。知らなかったなあ。

辛い気持ちを、少しでも明るく楽しく変えながら、寄付も集めちゃう、という一石二鳥なこのイベント、なんてすばらしいMake A Difference なアイデアなのかしら!

今年は何人の大人や子どもたちが禿げて美しくなるのかなあ! 

ここをクリックしてセレモニーの様子をみてくださいね。

ワシントンハイツで日本語をいかが?


ある 友達の薦めで、マンハッタンのずっと上、150丁目とアムステルダム街、Washington Heights(ワシントンハイツ)と呼ばれている地域にある学校に行ってきました。

2005年に開校したこの学校は、小学校5年生から高校生が通うNew Heights Academy (ニューハイツアカデミー)。

ここに通う生徒の日常会話は、英語とスペイン語。そんな中、毎日習う外国語がなんと日本語なんですよ。

一般的にアメリカでは学校で習う外国語の主流は、スペイン語やフランス語。それなのに、なぜ日本語なの?この疑問を解くために、Stacy Winitt校長先生に突撃インタビューをしてみました。

ずばり一言、”普通のことを習ったらみんな同じになってしまうでしょ、違うこと、また生徒に未知の世界を子どもたちにたくさん感じてもらいたいと思ったから。私は一度も日本に行ったことはないけれど、日本の歴史や文化を知れば知るだけ、素晴らしいものをたくさん持った国だと思ったからよ。それに、これからはもっともっと競争率が激しくなる時代、この時代にたくましく生きるためには、他と違うことを身につけることだと思うの、それが絶対に自信につながると信じているし。”

えええええ〜〜〜〜っ、なんだかこれってミステリオみたいじゃない? と一人で納得。ニューヨークで、日本に対してこれだけの思い入れを持った校長先生と、こうしてお話しできたことにまずびっくり。そしてもっと驚いたのは、日本語を習っている生徒たちの真剣さに、びっくり

ちょっと想像してみて〜〜〜〜、ここに通っている生徒全員が日本語を習っているんですよ、それも毎日。かなり驚かない? 先生は交代制で、アメリカ人の男性と日本人の女性の二人。クラスも、コトバを学ぶだけでなく、日本の習慣や文化も取り入れた楽しい内容。

私が体験入学したこのクラスでは、ラーメンの食べ方について教えていました。そばやうどん系を食べる時だけは、ズルズルっと音をたてて食べてもいいんだよ、食後には楊枝(ようじ)を使って食べかすを取ってもマナー違反じゃないんだよ、と話す先生に、子どもたちは、”えーーーホントにいいの、ズルズル、って音出していいんだってさ、やってみたいよね。”と、かなり興奮気味。

将来、この中からきっと日本に行く生徒たちも出てくるはず、その時には、ミステリオにも是非遊びにきてほしいなあ、と心から願っています。

最後に、この学校のミッションを紹介しておきましょう。比較的やさしい英語なので、ガンバって訳してみてくださいね:

The mission of New Heights Academy Charter School is to provide a college preparatory education for students in grades 5-12 in Washington Heights and Inwood. Our academically rigorous curriculum will ensure that all students possess the knowledge, skills, and desire to achieve challenging post secondary education and career goals. Simultaneously, our nurturing environment of small class sizes and a focus on character education will ensure that our students develop a strong self-identity conducive to leading responsible lives as citizens in our global society.

HISTORY HAS MADE 新しい時代の始まり 44代アメリカ大統領オバマ誕生!

今日は朝から、オバマ氏が44代アメリカ大統領になる瞬間が見たくて、ずっとテレビに釘付け。なんにも手につかずに1日が終わってしまいました。

そしてついに47の若きオバマ大統領が誕生したのです!

彼の就任スピーチのテーマは“新しい責任の時代=Era of New Responsibility"、国民と共によりよい国にしていくためには、みんなの力が必要だ、と一人一人に問いかけるような感動的なスピーチでした。

零点下5度という寒さにも関わらず、オバマ氏を一目でも見たいとアメリカ全土から集まった観衆、その数は今までのどんな有名人にもまさるほどの熱狂的な人の波でした。オバマ氏もすごいけれど、市民たちの喜びの笑顔や涙に、感動もひとしお、これからのアメリカは大統領に任せる時代ではなく、国民たちがそれぞれ変革のために行動を起し動き始めるアメリカになってほしいと感じた1日でした。

日本でもアメリカでも、そのすべての様子は新聞やテレビで観ることができるので、今日はオバマ氏が、就任直前に娘たちに送ったという手紙を、みなさんとシェアーしたいと思います。

オバマ大統領の娘さんたちは7才と10才、その彼らにわかるように、とてもわかりやすい文面で書かれているので、みなさんも、是非辞書を片手に読んでみてくださいね。オバマ氏がなぜ大統領になりたいと思ったのか、尊敬する今は亡き祖母のこと、そしてこれからの彼の意気込みと子どもたちへの願い、可能性には限界はないんだよ、というそれは感動的なレターです。特に最後から3パラグラフ目からの文章は、思わず涙がホロリと、、、、。

Dear Malia and Sasha,

I know that you've both had a lot of fun these last two years on the campaign trail, going to picnics and parades and state fairs, eating all sorts of junk food your mother and I probably shouldn't have let you have. But I also know that it hasn't always been easy for you and Mom, and that as excited as you both are about that new puppy, it doesn't make up for all the time we've been apart. I know how much I've missed these past two years, and today I want to tell you a little more about why I decided to take our family on this journey.

When I was a young man, I thought life was all about me—about how I'd make my way in the world, become successful, and get the things I want. But then the two of you came into my world with all your curiosity and mischief and those smiles that never fail to fill my heart and light up my day. And suddenly, all my big plans for myself didn't seem so important anymore. I soon found that the greatest joy in my life was the joy I saw in yours. And I realized that my own life wouldn't count for much unless I was able to ensure that you had every opportunity for happiness and fulfillment in yours. In the end, girls, that's why I ran for President: because of what I want for you and for every child in this nation.

I want all our children to go to schools worthy of their potential—schools that challenge them, inspire them, and instill in them a sense of wonder about the world around them. I want them to have the chance to go to college—even if their parents aren't rich. And I want them to get good jobs: jobs that pay well and give them benefits like health care, jobs that let them spend time with their own kids and retire with dignity.

I want us to push the boundaries of discovery so that you'll live to see new technologies and inventions that improve our lives and make our planet cleaner and safer. And I want us to push our own human boundaries to reach beyond the divides of race and region, gender and religion that keep us from seeing the best in each other.

Sometimes we have to send our young men and women into war and other dangerous situations to protect our country—but when we do, I want to make sure that it is only for a very good reason, that we try our best to settle our differences with others peacefully, and that we do everything possible to keep our servicemen and women safe. And I want every child to understand that the blessings these brave Americans fight for are not free—that with the great privilege of being a citizen of this nation comes great responsibility.

That was the lesson your grandmother tried to teach me when I was your age, reading me the opening lines of the Declaration of Independence and telling me about the men and women who marched for equality because they believed those words put to paper two centuries ago should mean something.

She helped me understand that America is great not because it is perfect but because it can always be made better—and that the unfinished work of perfecting our union falls to each of us. It's a charge we pass on to our children, coming closer with each new generation to what we know America should be.

I hope both of you will take up that work, righting the wrongs that you see and working to give others the chances you've had. Not just because you have an obligation to give something back to this country that has given our family so much—although you do have that obligation. But because you have an obligation to yourself. Because it is only when you hitch your wagon to something larger than yourself that you will realize your true potential.

These are the things I want for you—to grow up in a world with no limits on your dreams and no achievements beyond your reach, and to grow into compassionate, committed women who will help build that world. And I want every child to have the same chances to learn and dream and grow and thrive that you girls have. That's why I've taken our family on this great adventure.

I am so proud of both of you. I love you more than you can ever know. And I am grateful every day for your patience, poise, grace, and humor as we prepare to start our new life together in the White House.

Love, Dad

もうひとつ、とっておきなオバマ氏関連のニュースを教えちゃいましょう。ニューヨーク在住の友人・ジャーナリストが、就任式のチケットをゲット!その彼女がここ何日かに渡って書いている、最も新しい記事を読むことができます。ここをクリック

猛烈に夢中になれる日、ミステリオのMAD DAY!

今週ミステリオの"MAD DAY" がやってくる!

今年で回目を迎えるMAD DAY。MADを辞書でひいてみると、“頭にきちゃう”とか“怒ってる”という意味がでてきますが、あまり一般的にはあまり知られていないけれど、実はもうひとつ「夢中になる」とか「猛烈(もうれつ)に」という意味もあるんです。

たとえば、猛烈にあなたのことに夢中!だったらI AM MAD ABOUT YOU! ところが、あなたのことを怒ってるの、だったら I AM MAD AT YOU.になるわけ。

そこで、ミステリオでは去年から1月23日を、朝起きてから夜寝るまで1日中“Make A Difference”に意識(いしき)しながら、「猛烈に夢中になって (MAD)」何かにチャレンジする日に決めました。

だから今週の金曜日1月23日には、自分の身のまわりをちょっと見回してみてね。家族やお友だち、近所の人たちのことを想ってみて。学校や会社に行く途中でもいいし、お買物に行く途中でもいいから、MADについて考えてみて。どんな小さなことでもいいから、自分から行動をおこしてみて欲しいなあ、と思っています。

自分が起した行動や思いは、きっと何かがよい方向に変わっていくはずだから。楽しく猛烈にチャレンジする気持ちを忘れないで、そうそう、よしッ、やるぞっ!という気持ちを持ってみて。

★ミステリオのMake A Difference(メイク・ア・ディファレンス)とは?
MSTERIOの最初の頭文字「M」は Make A Difference のMのこと。Make A Difference は私たちミステリオがいつも大切にしているスローガンです。 Make A Differenceとは、自分が感じたことや、気づいたことを、明るくポジテイブな気持ちで行動をおこしてみること。勇気を出して踏み出したひとりの一歩がみんなの一歩につながっていく、そしてそのたくさんの一歩が世界を、そしてこの地球がもっとステキな場所になるとミステリオは信じています。

★なぜ1月23日?
1つのMake A Difference は2つ目のMake A Difference につながり、さらには3つ目のMake A Difference へとどんどんつながっていきます。一人ひとりの明るくポジティブな言葉や行動が、1、2、3と、どんどん広がっていくように、ミステリオでは、1月23日を『MAD DAY』と決めました。

今週の金曜日はどんな日になるのかなあ、みなさんのMADを行動に起こしてみましょう。さあ、みんなで Let’s MAD!  そしてみんなで Go MAD!!

(*写真はIngrid E. Newkirk氏が出版した本"One Can Make a Difference" の本のカバーです、この本の最初のページにこんな言葉を見つけました。『Whatever you can do or dream you can, begin it. Boldness has genius, power and magic in it!』 )

アメリカは明日44代新大統領オバマが誕生します。オバマ大統領と国民が一体となってどんなMake A Difference を展開していくのでしょう、きっと1日中テレビに釘付けだろうなあ〜〜!

2009ミステリオインターナショナルサマーキャンプ開催までの予定
・ 2月末:キャンプ1日体験案内の送付・HP掲載
・ 3月末:キャンプ1日体験「Taste of MSTERIO」&ミステリオテイーンズ開催
・ 4月上旬:キャンプ参加者募集要項の送付・HP掲載
・ 4月中旬:キャンプ参加申込受付開始
・ 5月中旬:キャンプ参加申込受付締切
・ 5月下旬:キャンプ参加者抽選結果の通知*
・ 7月中旬:キャンプ参加者対象オリエンテーション開催
・ 8月上旬 :MSTERIO サマーキャンプ開催(7泊8日)

海に帰った140才のジョージ君!

今日のニューヨークは最高の寒さ、道を歩いている人の数もなんだかちょっと少ない感じ。

そんな今日は朝から、昨日の午後ニューヨークのラガーデイア空港から、ノースキャロライナに向けて離陸したばかりの飛行機が、エンジンに鳥が巻き込まれ停止してしまったため、ハドソン川に不時着したというニュースで、どこのテレビやラジオもこの話題でもちきりです。

40年以上の飛行経験を持つベテランパイロットのお陰で、150名の乗客もクルーも全員無事。まさしくMiracle=奇跡を呼び込んだこのパイロット・チェスリーサレンバーガー氏は、いまや人々のHero=英雄。それにしても、きっと川の水は想像を絶するほどの冷たさだったのでしょうね、無事でよかった!

もうひとつのニューヨークからのおもしろいニュース:

ニューヨーク、パークアベニューにあるCity Crab & Seafood Co. というシーフードのレストランで、最近ちょっとした出来事がありました。

このレストランに入るとまず大きな水槽を見かけます、そしてその中をのぞくと、、、、それは巨大な(重さは約9キロ)ロブスター"George=ジョージ君”に、つい最近まで会うことができたのですが、、、、、 

つい最近、レストランに食べに来たお客さんが水槽のジョージ君を見て、この大きさはただならない、きっとかなりの高齢にちがいない、なのに監禁するとはけしからん、すぐに調べてほしいと、動物愛護団体PETAに連絡をとり、その結果、メイン州の海岸まで運び広い広い大西洋に戻したとのこと。

PETAが調べたところ、なんとジョージ君は140才だったことが判明したんです。このことをきっかっけに、貴重な動物を大切にしましょう、というメッセージがレストラン業界の中にも伝わったという、ちょっとしたMake A Differenceのお話しを、今日はお届けしました!

(ジョージ君の写真はCNNニュースの写真のもの)

MY FAVORITE DINER "UTOPIA"


さあ、今日はニューヨークのレストランに関するクイズです!

第1問:ニューヨークにあるレストランの数はどのくらいあると思いますか?

答え:登録されているお店だけ合わせると、なんと16,700軒。

第2問:もし16,700軒の違うレストランに毎日通い続けたとしたら、通いきるには何年くらいかかるでしょう?

答え:なんと46年間もかかるんです!

ニューヨークは人種のるつぼと言われるだけあって、レストランの種類も様々な民族に合わせていろいろな国の味が楽しめる街。今日はそんな中、私のお気に入りのレストランのひとつを紹介したいと思います。 場所はアッパーウェストという地域、アムステルダム街の72丁目と73丁目の間にあるUTOPIA = ユートピア。(ユートピアの意味は空想的なとか夢のようなという意味)。ここはどちらかと言うと、レストランというよりも、ダイナー=Diner として今から25年も前、1983年にオープンしました。

このダイナーという言葉の意味は、普通のレストランよりも値段がとても安く店の雰囲気も、ものすごくカジュアル、店の中には必ずカウンター席があること、そしてアメ リカン料理だけでなく、ギリシャやイタリアンなどたくさんの種類のメニューがあること、朝早くから夜遅くまで営業していて、朝食・ランチ・夕食の3食がメニューに用意されていること、というのが主な特徴です。

では、私がなぜこのUTOPIAがお気に入りかと言うと、、、、それは、まず、おいしいこと。どうってことのないシンプルな料理が結構おいしかったりするところがうれしいし、朝食の目玉焼きやトーストの焼き具合がパーフェクトだったりすると思わずニッコリ。満員でも回転率がとても早いので、その分サービスも待たされないですむところ、などがお気に入りの理由です。

でも一番気に入っていることは、ここで働いている人たち、お客さんに対する姿勢がすばらしいこと。全員男性で、そのほとんどの従業員たちは、お店がオープンしてから25年間ずっと働いているのです。それほど彼らはここで働くことをプライドに思っているんですね。

その中に、一人私のお気に入りのウェーターがいるんです。名前はJordan=ジョーダンさん(写真参照)彼は、お客さん一人一人に元気に挨拶をしてくれるだけでなく、その人の何かを必ず誉めてくれるんです。

”今日の笑顔は最高だね”、とか、”そのネクタイ新しいのかい、とてもお似合いだよ”とか。 お年寄りの中には、耳がちょっと遠い人、ツエをついてくる人、一人暮らしの人が多い中、”そのピンクのスカート、とてもセク シーだねえ” とか、視力が弱って口紅がちゃんと塗れず唇から色がはみ出しているお年寄りには、”今日の口紅の色は、セーターとよくマッチしているね、その色きれいだよ。” など。

90才は絶対に越えているだろう、という女性のお客さんの手をとりながら話しかけてあげるジョーダンさんは、お年寄りだけなく、小さな赤ちゃんたちやそのお母さんたちへのやさしい気配りも超一流。男性のお客さんには、スポーツの話しをしたり、バースデーだとわかると、ハッピーバースデーの歌も歌ってくれるんです。その歌声がまた最高にお上手。それもそのはず、ジョーダンさんはどうやら若い時に歌手を目指していたらしいのです。

前から聞いてみたいと思っていた私は、ついにジョーダンさんに質問してみました、”なんであなたはいつでも誰に対してもやさしいのですか?”と。

ジョー ダンさんは答えてくれました、”食事は生活の中でとても大切なことだよ、その大切な時間にボクができること、それはみんなにもっとハッピーになってもらえる会話を提供 することなんだ。そうすればもっと食欲がわいてくる、特に孤独(こどく)な想いをしている人が多い街だからね、その孤独感をボクが少しでも和らげてあげたいと思っているんだよ。人間はみんな一人じゃないんだっていうことを伝えたいだけなんだ。”

この時期ユートピアの店内はクリスマスの明るい飾り付けでいっぱい。これからクリスマスや暮れ、そしてお正月がやってくる中で、一人暮らしや身寄りのない人たちが少しでも明るく過ごしてもらえるようにと、今日もジョーダンさんはみんなに話しかけていることでしょう!

ジョーダンさんのMake A Difference、ステキですねっ♡

♡SMALL KINDNESS - HAPPY THANKSGIVING♡



明日はアメリカの祭日
感謝祭=Thanksgiving

このサンクスギビングは日本のお正月にとても似ていることに気がつきました、なぜかというと、この日は、それぞれの家庭が代々続いたレシピーを使ったターキー料理に腕をふるい、家族や親戚たちと一緒にお祝いする日だからです、日本のおせち料理の習慣に似ていますね。

もともとはイギリスからアメリカ・マサチューセッツ州のプリマス植民地に移り住んだピルグリムファーザーズが、最初の収穫記念のために始まったことをきっかけに、神様に感謝をささげる宗教的な意味が強かったのですが、今では宗教的な意味を持った祝日ではなく、1年間にあった色々なことを一人一人が思い起こし、家族・親戚や仲好しのお友達と感謝の気持ちをもってみんなで食事をしながら語り合いましょう、という大切な家族行事のひとつになっています。

そのサンクスギビングを前にして、今日は身近でおきた心あたたまる実話を、みなさんにお伝えしたいと思います。

今から1週間前、ジョッシュと私の住んでいるアパートのドアの下に、見知らぬ人からの手紙が届きました。差出人は同じアパートに住む、ローリー・ダービンさんという女性から。”みなさんのヘルプが必要です、協力してください。” という文章で始まったこの手紙には、私達のアパートのドアマン・ピエドロの8才になる息子さんが病気で苦しんでいるということが書いてありました。

ドアマンという職業は、この言葉通りアパートの出入口にいつも立ち、住民だけでなく外からのゲストを対応してくれたり、不審な人が入ってこないように住民を守ってくれる役割の人たちのこと。24時間体制なので当然交代制。そのために1つのビルがかかえているドアマンの数が大勢いるのが、マンハッタンの一般的なアパート事情。

その大勢の私達のドアマンの中で、ダントツ明るくいつも笑顔でハローと話しかけてくれるピエドロは、住民の小さな子どもたちの間でも人気度抜群、第一位。

ローリーさんも小さなお子さんを持つお母さんなので、ピエドロとはいつも子どもの話題で話しがはずみ彼の家族のことも知るようになった、とレターは続きます、、、3年前に息子さんを襲った病名は白血病、その当時の治療はうまくいき、すっかり元気になったと思っていた矢先に、最近また再発してしまったというのです。

今回ばかりは、普通の治療では助からない、どうしても骨髄移植(こつずいいしょく)をしなければならないこと。実際自分と相性のいい骨髄を探すのはとても大変なことなのに、息子さんの5才年上の13才の娘さんが、弟のために自分の骨髄を移植してほしいと調べてみたら、なんとピッタリマッチしたというのです! そして、、、12月初旬に手術をすることが決まったにも関わらず、その費用の莫大な金額にかなりのショックを受けているというのです。

そしてローリーさんは続けます、”私達も今不況時代を迎え、自分たちの生活だけでも精一杯だということもよくわかっているつもり、でも、いつも私達を笑顔で見守ってくれているピエドロの力になんとかなりたいと思っています、ですからこのアパートに住むみなさんの中で、もし私と一緒にドネーション=寄付をしてくださる方がいれば、是非とも協力してください、たとえ10ドル(1000円相当)であっても意味あることだと私は思います。” 

早速ジョッシュと相談をして気持ちの額を封筒にいれ、いままで一度も会ったことのないローリーさんのアパートのベルを鳴らして初対面したのが、つい5日前のことでした。始めて会った彼女は、まるで天使のような笑顔で私を迎えてくれました。“集まったドネーションだけで手術ができるような金額にならないこともよくわかっているわ。でも少なくともきっと何かの足しになることは間違えないでしょ。息子さんには絶対に助かってほしいの。その上、今、なんだかすっごく得した気分なの、だっていままで会ったことのない同じビルに住む人たちと、こうしていっぺんにお友達になれるんですもの!” と。

そしてサンクスギビングの前日の今日、ローリーさんからまたドアの下にレターが入っていました。

”住民のみなさん、このたびはピエドロの家族のために多大なるサポートをいただいたことを心から感謝いたします。みなさんの寛大なるお気持ちのお陰で、15,000ドル(150万円相当)の金額が集まりました。息子さんのアレックス君は手術の準備が始まったところです。またみなさんには随時術後の経過を報告をさせていただきます。

ピエドロの家族には、ドネーションをしてくれた人たちにお礼状など書く必要はないと伝えてあります、これは、彼が今、私達に礼状を書くことよりも、アレックス君との時間を大切にしてほしい、という私が勝手な判断をしたことを、どうかご理解いただければと思います。彼はみなさん一人一人にお礼を口頭で伝えたいと涙目で言っていたことだけはお伝えしておきます。

みなさんがピエドロファミリーに示した Make A Difference に改めてお礼を申し上げます、本当にありがとうございました。明日はサンクスギビングですね、どうぞ愛する人たちと共にステキな時をお過ごしください。22階に住むローリーより”

寒いニューヨークの今日、心の中はなんだか今、とってもポカポカとした気持ちです。
Happy Thanksgiving♡♡♡

UNDERGROUND LOVESONG

覚えているかな、ミステリオのドラマデイレクター、増沢望(のぞむ)さんのこと?

テレビ、映画、お芝居といろいろなところで、大活躍している望さんですが、今回ご自身が作・演出を手がけた舞台が12月2日に幕をあけます。

そのきっかけになったのは、俳優座時代に望さんの先輩に当たる、ミステリオのドラマデイレクターの田野聖子さんが、最近、映画製作にも力を注ぎ活躍していらっしゃる彼女の行動力に刺激され、”自分の手で舞台を作る夢”を実現させてみたい、と脚本から作り上げたとのこと。

”ささやかだけれど、ボクの中ではものすごく大きな一歩だ”と、望さんは語ってくださいました。これこそ、望さんのMake A Difference!

その望さんのパッションに、ミステリオも心から応援したいと思っています。みなさんも、お友達を誘って観に行きましょう。

また、望さんは12月22日からパルコ・プロデユース公演『リチャード三世』にも出演!!このキャストは豪華絢爛(ごうかけんらん)これも絶対必見の価値おおありの舞台。大阪、仙台公演のあと、東京は来年1月19日から2月1日まで。

詳細はこの望さんのHPをクリックしてくださいね!


ストーリー:北海道のある炭鉱町の鉱員住宅に一組の母娘が暮らしている。完全閉山で、もうすぐ炭鉱を離れる母・由里子は炭鉱にやってきた自分の17年の想いを馳せる。70年代、生き別れだった父の死をきっかけに、治しhの代わりに炭鉱の坑夫として働き始める由里子の夫、健司。大学を中退し、周りの人たちにも打ち解けず、殻(から)に閉じこもる健司。実はこの二人にはそれぞれ誰にも言えないヒミツがあった、、、、そのヒミツとは??


劇団野良犬弾公演 「underground lovesong」
12月2日~7日
劇場・アイピット目白