Last Day - August 2nd - Part 1

8月2日(土曜)いよいよお別れの日がやってきました! みんなで楽しくブレックファーストを食べるのも最後。わいわいがやがやできるのも最後。その最後にふさわしく、Marihoが歌ってくれた手話付きの曲 "Part of Your World"を聞き、いよいよ感が頂点に達した朝。

荷造り、部屋の掃除をすべて終え、11時ごろに到着される親御さん、親戚やお友達を迎えるための準備開始。もっくさんも、ランチブッフェのために大忙し。昨日から会場のあらゆるところに、キャンパーたちの作品をデイスプレーし、すっかり華やかに変身! 

そしてお別れ会1部の発表の時がやってきました。7泊8日とはいえ、毎日違うキャンパーたちが出たり入ったりするクラスの中で、パフォーマンスとして発表できるまでに持っていくには、教えてくださるデイレクターの指導力はもちろんのこと、キャンパーたちの相当の集中力とやる気がなければまとまることはできません。毎年思うことは、子供達は私たち大人の想像を絶する以上の力が出せる、本気になればなんでもできる力を彼らは持っている、ということです。

unnamed-1キャンプ途中でブログでもご紹介した、今年のテーマ DREAM BIG。そのテーマに合せて、文字アートのアーチスト、浦上さんが”夢”という原画をプレゼントしてくださいました。彼は20代前半でどんどん筋肉が衰えていくという病気と今でも闘っています。そして今、彼が使える筋肉は口だけ。その口に筆を加えて文字を描かれる1つ1つの漢字の中に、ひらがなでその漢字に隠された意味を彼が考えて描いていきます。

初日から思い思いに答えを紙に書いて箱にいれ、最後にみんなで当選を発表しようと約束したので、その発表をせっかくならと、万里子さんが歌で語ってくださいました。箱の中の大半は正解でしたが、中にはいくつか、とってもミステリオっぽい個性的な答えがありました。たとえば、、、とびばこもか、いべいいでかも、アメリカ、いべいでかも、どこでもどりいむ。 ねっ、すご〜〜〜くミステリオらしい発想でしょ! 

そして、正解は、、、、、”どこでもどあ”!!!!!

発表会のスタートをきってくれたのは、ダンスチームによるI Belive。あれだけテンポの早い曲に高度な振り付け。小学1年生から高校生までが出演した迫力のダンスに、親御さんの中には、ハンカチで目頭を抑える姿もありました。ダンスデイレクターのSHIORI、今年初参加とは思えないほどのとけ込み方で、彼女の教え方から、我々スタッフも多くを学びました。

次に登場したのは、ミュージックの発表。”ブレーメンの音楽隊”の朗読に合せて、キャンパーたち一人一人が、様々な鳴りものの楽器を奏でながら、物語を音で演出。おなじみとなったミュージックデイレクターAIKA、彼女の発想、エネルギー、まとめる力は天才的。

三番目の出し物は、書道とミュージックのコラボレーション。まず和太鼓の回りにキャンパーが集まり、その軽快なリズムに合せて太鼓演奏。その演奏に合せて、8人のキャンパーが1字1字順番に、そして真剣に大きな筆で書いていきます。

出来上がったその句は「夢葉月 強く大きく限りなく」。書道デイレクターのNAOKIさんが考えてくださった素敵な句、葉月は8月の意味で季語に当たり、夢を大きくの今年のテーマにプラスで言葉を添えていただきました。

それぞれの字を担当したキャンパーたちは、、、、

夢→マユ 葉→マリヤ 月→トモキ 強く→ダン 大き→コウガ く→シゲキ 限り→ユウキ なく→ジュリ

書道デイレクターのNAOKI、彼のクールさ、やさしさ、時には厳しさ、これが、また子供たちをやる気にさせる、特に今年は中学生男子たちの兄貴役をかってデtえくれました。

見事なミュージックと書道の調和、これこそが本当のコラボレーションだと思いました。

そして最後を飾るのはシニア&CIT(中高生)によるドラマの発表。今年はなんとミュージカル ライオンキングにチャレンジです。自分たちで全部調達し、途中、大人スタッフも夜なべをしながら協力して完成された衣裳のその高度なこと。衣裳も早替えをしながら一人二役をこなすキャンパーたち、この短い期間に台詞や歌をよく覚えられたと、彼らのエネルギーとパッションに、観客全員心を揺さぶられました。中には英語のほうが得意なキャンパーも、自らMake a Differenceをしたいと、日本語で台詞にチャレンジするCIT。今まではどちらかというとお嬢さま役だったCITの一人が、がらっぱちの男子役にチャレンジしたことも印象的でした。今年から中学生になって 始めてこのドラマのクラスに出ることになった中学1年生の熱演もお見事でした。

この指導に当たってくださったSEIKOさん、それを支えてくれたすべてのスタッフのみなさんに心からありがとうを送りたい。特にSEIKOさん、これだけの大作を20分に納めるようにアレンジし、一人一人に目をかけ見守りながら、みんなの力を最大限にふりしぼれるような環境作りに励み、夜遅くまで次の日のリハーサルの為に構成に時間を使い、あなたはすごい人! 

涙涙のパフォーマンスが終わり、全員でブッフェランチが始まります。 もっくさんが最後だと、はりきってくださった、種類豊富なお料理の数々はびっくりでしたね。

そしてランチ後、第二部のお別れ会がスタート。その模様は次のブログで!

On Saturday late morning, many parents and family members visited MSTERIO which allowed them to get a taste of what we'd been up to all week. The main presentation involved performances by the dance, music, calligraphy, and drama classes. Campers' artwork was displayed on nearly every wall, as well.

Every performance was truly amazing, especially considering the fact that we'd only had a week to prepare everything. I was particularly moved by the drama class' rendition of the musical, "The Lion King". With only seven rehearsals, the older campers managed to put on an unbelievable show that spoke across cultures and made many of us teary-eyed.

As MSTERIO came to a close, the tears kept coming which was a testament to the deeply meaningful experience all of us had. Goodbye's are always difficult, but the campers were already talking about how the couldn't wait to come back in 2015!