Make A Difference

CHANGE!


昨日アメリカでとても活気的なニュースがありました。

それは、44代目次期アメリカ大統領のオバマ氏が、敗北したマケイン氏とミーテイングを行ったのです。 いままで大統領選挙後に、負けた相手と正式に対面することは一度もなかったのですが、今アメリカが直面している経済不況の問題をどう解決していくかについて、たとえ党が違っても今こそ一緒に協力していこうではないか、というオバマ氏の考えのもとに、このミーテイングが成立しました。

そして、もうひとつの画期的なびっくりニュース! YES, YOU CAN! のキャンペーンスローガンを見事に成し遂げたオバマ氏が当選後に、考え実行したことを紹介しましょう。

これはオバマ氏が、できるだけ身近にアメリカ国民の生の声を聞きたい、今アメリカ国民が求めているものを知りたい、又このサイトを通してアメリカ国民として自分たちにできる身近なことから何かを始めてほしい、という願いをこめてあるサイトが完成しました。 そのサイトの名前も、”チェンジ” 『change.gov』ここをクリック。

ここでは最新のニュースやイベントのインフォメーションだけでなく、このサイトを利用する”ユーザー”たちに、新しいオバマ政府の職員に応募できるよ、という”就職コーナー”も設けています。 ユーザーたちが、自分の体験を語れるコーナーや、オバマ氏に是非成し遂げてほしいことを書き込めるコーナーや、ブログも立ち上げていくということです。このサイトの目的のひとつには、もっと多くの若い人たちに政治に関心をもってもらいたいという願いもこめられています。

そして、、、私も早速サイトに入ってみました。すると、、、オバマ氏が週に1度、国民に語っているメッセージのビデオクリップが出てきたり、単にインフォメーションを得たり新しいことを学ぶのではなく、自分が参加できる、参加しているという意識が高まってくるワクワクのサイトでした。

日本の政府や政治家たちも、これからの若者たちをATTRACT (魅惑する) できるような新しいことやチェンジについて考えてもらえたらいいのになあと、、、、、。

何でも急に変えることは難しいことです、でもまず何かをよく変えてみようというMAKE A DIFFERENCE の気持ちを持つこと、何でもいいからやってみよう、という姿勢を持つことはとても大切なことだと思います。

来年1月20日オバマ氏は大統領に正式に就任します。彼が大統領になったからといって、アメリカが抱えている問題を全部すぐに解決できる、なんていうことは不可能なこと。だからこそ、この change.govがこれからとっても大切なツールになっていくのでしょう。

ここで私の好きな英語のことばをひとつ、みなさんにプレゼントします! EMBRACE CHANGE. Growth means change and change involves risk, stepping from the known to the unknown.

CHANGE START NOW - IT'S A NEW DAY!



11月10日、次期アメリカ大統領に選ばれたオバマ氏は、現大統領のブッシュ氏からお祝いのメッセージを受けにワシントンのホワイトハウスを訪れます。来年正式にオバマ氏が大統領に就任した後、オバマ氏はファーストレーデイーとなる奥様のミッシェル、二人の娘さんと新しい子犬と一緒に、このホワイトハウス(大統領官邸)にお引っ越し、ここが新しいHOMEとなります。


オバマ氏が選ばれてからのここ1週間は、ニューヨークの街中がオバマブーム。彼の拡大写真やポスターを貼るお店、オバマボタンやTシャツを売る人などなど。

そこで、今日はオバマが選ばれてから、爆発的に人気上昇中の、歌を紹介しましょう。作詞・作曲を手がけたのは、黒人プロデユーサー・Will.i.am 
その歌の題名も、今回の選挙戦を物語るかのように "IT'S A NEW DAY"。11 月6日、人気テレビ番組のトークショー "OPRAH" でこの歌を初めて披露したWillのこの曲は、なんと現在YouTube のアクセス数10万を超える大人気。

その内容も、オバマ氏への勇気と勝利にをたたえ、長い間アメリカ国民が待っていた新しい日、新しい時代をみんなで作っていこう!というアップビートな曲。是非、聞いてみてくださいね。IT'S A NEW DAYはこちらをクリック

I WILL by Matthew Long 絶対出来る!



今年もたくさんの人間ドラマがあったニューヨークマラソン、そこで今日は、その中でも”これはっ!”というストーリーを紹介したいと思います。


今回私達は、FDNYのロゴがついた赤いユニフォームを来てマラソンを走りました。(前のブログ写真参照)
このFDNY=Fire Department New York とは ニューヨーク消防署のこと。
そこで、FDNYでもない私達が、なぜこのユニフォームを着て走ったのかについてお話ししましょう。

3年前までFDNYの一員だったMatthew Long (マシュー・ロングさん、右上の写真の左側が彼)、当時39才の彼はFDNYの消防士たちのフィットネスのトレーナーでもあり、色々な大会で優秀な成績を数々おさめていたランナー、トライアスロンの選手でもありました。

その彼が、2005年12月、自転車に乗って仕事に行く途中大型バスにはねられ、一命はとりとめたものの、その後半年の入院中に40回以上もの手術を受け、もう一生歩くことは不可能だと医者に宣言されてしまいます。

彼がこの日、自転車を使って通勤したのにもわけがありました。それは丁度その時期、バス会社がストライキ中で、比較的道がすいているだろうと自転車を利用したにも関わらず、バス会社とは全く関係のない、ある会社のイベント用にチャーターしたバスにはねられてしまったのです。

手術は成功したものの、この3年間のリハビリは言葉では表せないほどの辛さだったと語っています。毎朝起きると、ベッドの中で必ず20分以上のストレッチをすることが日課のMatthewですが、体の痛みはまだ消えていません。内蔵、頭部、腕、足と彼の体を支える機能すべてに、メスを入れられながらも、彼が誓った言葉、I WILL (絶対できるはず)。この言葉通り、今年の始めニューヨークマラソンへの出場することを決めてから、過酷なリハビリとトレーニングを克服(こくふく)し、見事に7時間21分のタイムで完走を果たしたのです。

FDNYもその彼のあきらめない姿勢に感銘を受け、全面的に彼をサポートしようとお揃いのTシャツを作成、私達も彼にできることが何かあればと、彼が主宰者として発足したOrganization=組織 『I WILL』 のステッカーをふくらはぎにはり、お揃いのTシャツを着て、彼をサポートするチームと一緒に参加することを決めたのでした。

マラソン前に彼が私達にこう語ってくれたのです。”これまでたくさんの人が自分を支えてくれ励ましの言葉と勇気を与えてくれた、でも実際はこんな辛い思いをするのなら、死んだほうがましだ、と心の中でずっと思っていたんだ、でも、他の州で自分と同じようにトラックにはねられた経験を持つアスリートの新聞記事を読み、彼に連絡してみたら、その彼が自分にこう言ってくれたんだ、Things have gotten better for me. If you work hard, they will get better = 回りの状況がどんどんよい方向に向かっているんだ、だからもし君も、もっと頑張ったらきっと絶対によくなるはずだよ、と” このとてもシンプルな言葉の中に、自分もあきらめることをやめたんだ”と。

マラソン当日は、朝7:30からハンデイーキャップの人たちのレースがいち早くスタート。(一般スタートは9:40)私たちランナーがバスでスタート地点に向かうその車中から、ゆっくりとスタートをきったハンデイーキャップの選手たちの中に、Matthewとその彼をサポートすると人たちのグループの姿を発見(写真参照)、思わず窓をあけて、GO MATTHEW!!! 頑張れMatthewと大声で声援するランナーの私達。その声を聞いて、橋の上から素晴らしい笑顔で手をふってくれたその彼の姿には、涙が出るほと胸がうたれました。

そのすぐ後には、沖縄から義足2本で参加した島袋さんの姿も発見。彼も大きな笑顔で私達に手をふってくれました。

7時間21分で見事にゴールインしたMatthew、フィニッシュラインではあまりの感動とうれしさに、いきなり地面に横になり腕立てふせをして、その喜びを体で表現していたとのこと。

昨日、その彼からこんなメールが送られてきました、"I have just completed my goal of running the NYC Marathon as a challenged athlete. It took 7:21 min part of which was fun and the other part painful but its done! I did it to show the power of the human spirit and to give hope to those that have mountains yet to climb. (無事にチャレンジアスリートとしてゴールを果たすことができました。7時間21分というタイムではあったけれど、楽しい時間でした。無論、辛かったことは事実です、でもやりました! ボクは今回、人間の精神力のパワーを自分に試してみたかった、そしてなによりも、山にまだ登るきることのできないような苦痛を持った人たちのために、希望を持ってもらいたい、とチャレンジしてみたかったのです。" と。

Matthew は、もう消防士として復活することはないだろう、と言っています、でも今後は、自分の経験を通して、消防士を目指して入団してくる人たちの教育に力を注いでいきたいたい、と語ってくれました。

MATTHEW IS OUR INSPIRATION TO ALL OF US! 今年のマラソンは Matthewが私達に、感動と勇気を与えてくれました、そして彼こそ、真のMake A Difference を教えてくれたと確信しました、ありがとう、Matthew!!!


 

YES, YOU CAN - OBAMA MAMA!

YES, WE CAN! のスローガンをかかげ大統領選挙キャンペーンを続けていた、民主党のバラク・オバマ氏が、ついに次期アメリカ大統領となりました!

彼は、”今こそ、アメリカに変化の時が訪れた”と、12万5000人の支持者たちを前に、熱意と希望に満ちた勝利スピーチを行いました。それを真剣に聞きいる支持者たちの目には、涙と笑顔でいっぱい、中にはうれしさのあまり躍りだす観衆もたくさん!

彼のスピーチの中で、”この選挙は国民の勝利(Victory) であり、この国は民主党や共和党、黒人や白人、アジア系、スパニッシュ系、豊かか貧困か、ということが問題ではない、今こそ、ひとつの合衆国として立ち上がろう”と。そして敗北したジョン・マケイン氏に対しては、勇敢な指導者だった、とRESPECTの気持ちを表現したことが、とても印象的でした。

共和党のジョン・マケイン氏もスピーチの中で、”オバマ氏との違いはあったとしても、自分はオバマ氏がアメリカのリーダーとなることを助けていきたい”という姿勢を伝えました。そのスピーチを聞いていたマケイン支持の観衆たちが、残念な気持ちのあまり、思わずブーイングの声を発した瞬間、マケイン氏はその声を止めるかのように、”Please" と真剣な表情で一言。この彼の姿勢は、相手をRESPECT する気持ちの現れであり、今年のサマーキャンプで覚えた英語の言葉 ”Generous Looser”そのものだと感じました。

今回、この選挙は、国民の投票数最大とされ、このことは国民が最も関心を示した証拠、そしてマケイン氏が72才という高齢に対し、オバマ氏は47才という若さ、しかも、初のアフリカ系アメリカ人として大統領になったことから考えても、歴史的に残る選挙戦になったことは間違えありません。

オバマ氏は来年の1月20日に正式に第44代大統領として就任(しゅうにん)します。

英語でオバマ氏の勝利のスピーチ、マケイン氏の敗北のスピーチを聞きたい場合は、下の彼らの名前をクリックしてみてくださいね:
(上記写真はNY TIMES から)
 

空腹を助けるためのMAKE A DIFFERENCE - BID AGAINST HUNGER!



秋のニューヨークは数多くのチャリテイーイベントシーズンで、大忙し!


今日は、エイミーとご主人のジョーの招待で、素晴らしいチャリテイーイベントにジョッシュと行ってきました。

イベント主催者の団体は  City Harvest(City の意味は街、Harvestは収穫の意味)1982年から始まったとても活気的なNPO = Non Profit Organizagion = 非営利団体です。

テレビやメデイアで知るニューヨークの街は、一見とても豊かに見えるかもしれません。でも実際は、驚くほど大勢の大人や子どもたちが、毎日の食べ物がなく、生活に困っている人たちが多く住んでいるんです。

そこでこの団体が考え出した活気的な活動、どうしたら美味しい食事を困っている人たちに提供できるだろうかと考えた結果、食関係のビジネスに携(たずさ)わっているところ、例えば、レストラン、コンビニストアー、食材店、会社の社員食堂、食材を作っている工場、農場などと提携(ていけい)し、そこから使わない食材を寄付してもらったり、毎日1日の終わりに、提携先へ、大きなトラックや自転車で回ったり、ボランテイアの人たちが実際に歩いてまわりながら、新鮮な残りものを回収した後に、困っている家庭に運ぶ、という活動を25年以上も続けているユニークな団体がCity Harvest です。

この団体のミッションは、ニューヨークの街から空腹で困っている人たちをなくすこと。そしていかに健康的な食生活が大切かについて学ぶ教育活動にも力を注いでいます。

私たちが行った今回の楽しいイベントは、この団体の資金集めのため、ここでその中身をちょっと紹介しましょう。

ロフトスペースに、70カ所のブースが設置され、ニューヨークで最も人気抜群(ばつぐん)の70名のレストランシェフたちが、自慢のオードルブルやデザートに腕をふるいます。もちろん、シェフたちは、全員ボランテイアとして参加。お客さんたちは、飲み放題食べ放題、4時間の豪華絢爛(ごうかけんらん)のフードフェステイバル。その他、Silent Auction やLive Auction も行われました。ここで、いくつかのライブオークションの内容を紹介しましょう。

そのオークションの題名もBID AGAINST HUNGER = 空腹を救うために値をつけよう!

1つ目、”有名なシェフが自宅に来てフルコースの夕食を8名のゲストのために作ります!”

2つ目、”来年度ミシェランガイドで星を獲得する5つのフレンチレストランのシェフが、あなたと特別な友達のためにスペシャルデイナーを作りますよ!” 

3つ目、”あなたが選ぶ20人の仲好しの友人たちと一緒にバーベキューパーテイーをしてあげます!” 

4つ目、”著名なフィルムフェステイバルのオープニングレセプションに参加した後、有名なハリウッドスターと一緒にお食事を” などなど。

このオークションにBID(値をつける)された最大価格は、なんと9万ドル=900万円!
イベントの事前に購入する参加費のチケット代も、もちろんのこと、このオークションで集まったすべてがCity Harvestの来年度の資金となるわけです。当日、会場の外にはチケット完売のために、どうしても入りたいと最後までねばる人たちの長蛇の列、そのくらい毎年大人気のこのイベントは、楽しみながら社会貢献ができるという活気的なもの。私たちも心からハッピーな時間を過ごすことができました♡

ニューヨークの街の為に、Make A Difference 活動を続けているCity Harvest に乾杯!

Who is going to be the real WINNER? - 果たして勝利はどちらの党に??

8月27日のブログで、アメリカ民主党全国大会についてお話ししましたが、今日は今週9月2日から3日間ミネソタ州セントポールで行われた共和党全国大会についてお伝えしましょう。

この大会では、元ジュリアーニNY市長も応援にかけつけ、3日に共和党のジョン・マケイン上院議員(72才)を正式に大統領としてノミネートしました。

今回、最も注目をあびた人物は、副大統領候補にノミネートされた44才のアラスカ州知事の女性、サラ・ペイリン氏(Sarah Palin)。ペイリン氏は共和党初めての女性副大統領候補としてマケイン氏に抜擢(ばってき)され話題をよんでいます。アラスカ州の地元のテレビ局でスポーツキャスターを務めたあと、市議や市長も経験、2006年にアラスカ州知事選で当選。ご主人と5児の子どもを持ち、これまで仕事と母親業を両立してきました。

民主党大統領候補のオバマ氏は黒人の47才対共和党のマケイン氏72才、かたや民主党副大統領候補のバイデン氏は65才対共和党は女性で44才のペイリン氏と、4年に一度のこの11月、今回の選挙戦はどちらに決まったとしても、歴史的に残るイベントとなることでしょう。

これから2ヶ月、共和党と民主党の戦いは益々熱気が高まります。(上記写真はNYTimesより、壇上左はマケイン氏、右がペイリン氏、後ろには彼らの家族たち)

YES, YOU CAN - アメリカ大統領選、いよいよ山場!


今年カウンセラーデビューを立派に果たしてくれたエリックが大学留学のため、コロラド州デンバーに旅立ちました。その留学先デンバーでは今週、アメリカ大統領選・民主党の党大会が行われています。この大会のためにデンバー入りする人は5万人ともいわれています。


この党大会の日程は4日間、27日にはバイデン上院議員を副大統領候補に、最終日の28日にはオバマ氏を正式に大統領候補に指名します。期間中応援にかけつける上院議員たちが入れ替わり立ち代わり熱意のあるスピーチ(演説)を行いながら、オバマ氏を指示することを訴えます。25日には、オバマ氏の奥さんミッシェルの見事なスピーチ、26日には、大統領候補指名争いで負けたヒラリー・クリントン上院議員も「私は心からオバマを支持します、私に投票したにしろ、オバマ氏に投票したにしろ、今こそ1つの目的のために団結(UNITY)しましょう。」と力強いスピーチを行いました。27日にはビル・クリントン元大統領も応援スピーチにかけつける予定。

この大会に集まったアメリカ人たちは、自分たちの党を指示するためだけでなく、アメリカ国民の一人として、ブッシュ政権が終わろうとしている今、活気的な新しい政権を立てるため、Make A Difference しようと立ち上がろうとしています。

今日までのコロラド州の各種世論調査の結果、平均でオバマ氏45.8%、共和党のマケイン上院議員45.4%と、指示者たちは現在ほとんど横一線。

来週には共和党の大会がミネソタ州で開催されます。11月の大統領選挙戦も、これからいよいよ山場を迎えます。

バイデン氏クリントン氏の英語のスピーチに興味のある人は、名前をクリックしてみてください!

(上写真はNYタイムズ紙より)



世界にむけてMake A Difference 写真家・稲田美織の世界


毎年ミステリオのサマーキャンプで写真撮影をしてくださっている、写真家・稲田美織さんの写真集『聖地へ〜神々の大地に祈る』が7月25日、ランダムハウス講談社から発売になります! 

彼女が世界中を歩きながら撮影した数々の美しい聖地の写真と共に、彼女のメッセージがたくさん込められた素晴らしい文章をお楽しみください。25日、最寄りの書店でお買い求めくださいね。

詳しくは美織さんのウェブサイトをご覧ください。

SEIKO MADE A DIFFERENCE IN NEW YORK!




花いちもんめニューヨーク公演は7月13日大入り満員のお客さまの中、無事に幕を閉じましたよお!

まず、長年、聖子さんがこのお芝居をニューヨークでやりたいと願っていたことが実現した、その聖子さんのパッションにBRAVO、このお芝居を陰で支えたスタッフのみなさんに、ありがとう。そして、今回日本人だけでなく、アメリカ人やヨーロッパ系のいろいろなお客さんたちが観に来てくださったことは、なんといっても大きな喜び。そう、まさしく SEIKO MADE A DIFFERENCE!

今度聖子さんに会えるのは、ミステリオ・サマーキャンプの時ですね。そのミステリオ・サマーキャンプもあと3週間で始まります。参加者を対象にしたオリエンテーション(説明会)は7月20日の午後に予定しています。

*写真は、楽日舞台を終えて聖子さんに会いたいと待っている観客たち、お琴を片付けるユミさんとお地蔵さんを梱包している聖子さん。

さあ、始まりました、ニューヨークで花いちもんめいよいよ開幕!



7月2日夜8時、ミステリオのドラマデイレクタ−・田野聖子さんの一人芝居『花いちもんめ』オフ・オフブロードウェーニューヨーク公演がバンクストリート劇場で開幕しました!

東京公演も大盛況に終わったこのお芝居、3年前聖子さんとニューヨークで出会い、そのときから、いつか必ずこのお芝居をニューヨークで実現したい、と言っていらした聖子さん。”夢はでっかく根は深く”という私の大好きな相田みつをさんの言葉の通り、その夢が花ひらきました。

この一人芝居では、バックグランドミュージックとしてお琴とピアノの音色が所々に入るのですが、今回、お琴を演奏なさっているのは、黒澤ゆみさん、彼女も実はミステリオに以前参加してくれたスタッフの紹介でお友達になったことがきっかけとなって、この舞台に聖子さんと一緒に立つことになりました。そして私もお芝居初デビュー?!始めての試みとしてピアノを担当させていただくことなり、聖子さんお陰で新しい分野にチャレンジしています。

初日の2日は完売、劇場いっぱいのお客様でした。初日は、緊張感いっぱいの中、観客の日本人もアメリカ人も、静かに力強い聖子さんの演技にどんどんと引き込まれていきました。昨晩は、お客様の大半がアメリカ人ということもあり、初日とは全く違った空気が流れていました。字幕をみながら芝居を見てもらうことが、どんな結果になるのか、正直いって、スタッフたちもちょっと不安だったはず。ところが、そんな心配ごとは、一気に吹き飛んでしまいました。

その客席の中に、アメリカ人の老夫婦が一組、なにやら、奥様がずっとご主人に字幕を静かに耳打ちしているのです、それはご主人が盲目の方だったから。普通であれば、内緒話をしているのが気になるところ、それがまったく聖子さんも違和感がなかったとのこと。

終わったあと、このお二人はずっと私たちが楽屋から出てくるまで待っていてくださり、聖子さんの手をとって、彼泣いていました、”ありがとう、感謝している心から。戦争の傷跡は中国や日本にとても苦い思い出として残っていたのは知っていた、でも、この芝居を通して、ほんとうに心が痛んで涙が止まらなかったよ、あなたの演技は素晴らしかった”、と。

そして彼は一言付け加えました、”今のこの気持ちを消化するには、多分1週間はかかると思う、そのくらいパワルフなストーリーだった、、、” アメリカ人の反響が、想像以上のものだったことに、実は私たちも驚きました。それと同時に、ここNYで公演する意味が、これからもっと感じられるのかも。聖子さんが3年前からずっと想っていらしたこと、きっとそれは、ニューヨークに住むアメリカ人へ、何かを感じてほしい、というメッセージだったのかもしれません。

あと11回の公演が益々楽しみになってきました、聖子さん、がんばって! ニューヨーク公演中の様子は聖子さんのブログ、や今回のお芝居のプロデユーサー・トシさんのブログでもご覧ください。

お話しの内容は5月27日のブログに紹介してありますので、是非そちらを見てみてくださいね。

ハッピーエンジェル、エレベーターに登場!


さわかな夏の朝早く、いつものようにセントラルパークへジョギングに出かけるために、眠たい目をこすりながらジョッシュと一緒に21階からエレベーターに乗り込みました。”今日はなんだかいつになく、各階に止まるなあ” と、私たちと一緒にエレベーターに乗ったアパートの人たちの顔つきが少しイライラ気味。すると、15階で3才くらいの男の子と、そのお父さんが乗ってきました。

すると、、、、私たちの半分よりもっと小さい背のその男の子が、大きな笑顔いっぱいに、乗っている私たち一人一人に話しかけ始めました。"Hi, Good morning. What is your name? (おはようございます、あなたの名前は?) " 朝早くてあまり笑顔のない私たちのことなど、全く気にせず、その男の子は続けます。"Hi, Good morning. What is your name?” 質問された私たちは一人一人自分の名を名乗りはじめました。

"My name is Nozomi, My name is Josh, My name is Glen, My name is Mary, My name is Paul, My name is........."

10、8、5階と、ほとんど各駅停車のように止まる今日のエレベーターの中は、明るい空気に包まれました。そして男の子は続けます、"This is Dad (これがボクのお父さん)”と誇らしげに私たちに語りかけてくれました♥

まだこの世に生まれて3年ちょっとしかたっていない、こんなに小さくあどけない男の子に名前を問われ、知らない人同士が笑顔でおはようと言いあえた朝、まるで天使がまいおりてきたような朝でした。

1階になり、全員がエレベーターを降りる直前、今度は私が訪ねます、"What is YOUR name?"
エンジェルのような男の子は答えます、"My name is ADAM (ボクはアダムさ!)”

アダム、ありがとう、私たちをこんなにハッピーにしてくれて!!!! また会いたいなあ、アダムに。

そして、アダムに会えた特別な日に、もうひとつハッピーなことが起りました。あるミステリオの女の子キャンパーの一人が描いたすばらしい絵がメールで届きました。その絵のタイトルは『階段男爵と天使たちの住む家』。(上の写真参照)この絵はなんと代々木公園近くの壁に描かれた壁画なんですよ!子ども造形教室・絵画教室代々木公園アートスタジオに通っているこのキャンパーから教えてもらったこのプロジェクト、最高に素敵でしょ。

みなさんも代々木公園近くに行く機会があったら、是非見にいってみてくださいね。

JAPAN DAY - ニューヨークが日本になった日!


6月のある日曜日、ニューヨークのセントラルパークでジャパンデーが開催されました、今年で二回目。朝8時からは、セントラル・パークをほぼ一周する4マイルのミニ・マラソン「ジャパン・ラン」で幕開け。ジョッシュ、エリカ、のぞみも楽しく走りました。このレースには北京オリンピックのマラソン代表、土佐礼子選手(三井住友海上)も参加して、3000人のニューヨーク市民ランナーと一緒に汗を流しました。

公園内がジャパンデーとなった会場の舞台では、ニューヨークの僧太鼓の太鼓の響きで幕開け。このあと、次から次へといろいろなパフォーマーが舞台に上がり、日本の文化とアートをニューヨークの人たちに披露。ステージ前には約1000人がパフォーマーの演技に見入っていました。

午後からは「鼓舞」太鼓&三味線&タップダンス、蝦名健一のヒップホップダンス、ハワイから来たウクレレクラブの演奏や、ニューヨーク極真会館の空手と板や氷割りパフォーマンスには拍手喝采でした。

そしてハイライトは神輿パレード。ステージ前を祭りのハッピを着た15人が「ワッショイ、ワッショイ」と神輿を担いで練り歩いていました。ステージ横ではフードテントが設置され、カレー、うどん、餃子、牛丼、麻婆豆腐丼を無料で提供、どの食べ物にもものす〜〜〜い長い列ができていました。

今年のこのジャパンデーの入場者総数は4万人、昨年の倍以上の人たちが入場し、たくさんの人たちが人種を超えて日本を楽しんでいました。ニューヨーカーたちに、日本をもっと知ってもらいたいと、この街に住む日本人たちが協力しあってできたこのイベントは、すばらしい Make A Difference の時間となりました!

ありがとうの日にGIFT OF MUSIC ー 音楽が作るMake A Difference!


♪毎月10日は、ミステリオが決めた”ありがとうの日”。

6月10日、ニューヨークではありがとうの日にふさわしい素敵なコンサート”Gift of Musicコンサート”が行われました。

2002年のミステリオ・サマーキャンプ・スペシャルゲストとしてお招きした声楽家の宮崎せりなさんは、毎年この時期になるとニューヨーク・カーネギーホール・小ホール Weill Recial Hall でチャリテイーコンサート『Gift of Music』を開催していらっしゃいます。
今年15周年を迎えたこのコンサートには、せりな先生の生徒として私も出演させていただく機会を与えられ、緊張しながらもイタリアのアリアを1曲。

今年のコンサートの収益はニューヨークにある177年の長い歴史をもつ子どもたちの施設
Leake and Watt's Children's Home に寄付されました。

今から15年前、せりなさんと彼女のご主人が始めたこのコンサートは、年齢、人種、プロ、アマチュアに関係なく、音楽を愛する気持ちを持つ人たちが集ることによって、演奏する人たち&それを観にきてくださる人たちをひとつにつなげたい、というお二人の強いパッションのもとに始まりました。今年もその目的の通り、小学校2年生から60代までの様々なバックグランドを持つアマチュアからプロまでが一体となって、幅広いジャンルの音楽演奏を行いました。

その中でも、特に目立って素晴らしかったのは、せりな先生のお嬢さんジュリアちゃん(小学2年)の見事なオープニングの挨拶、テーマは”Thank you - ありがとう”について。

また、今まで一度も人前で歌ったことがないという小学2年の女の子・ブリットニーのエーデルワイズは、人々の心に響くそれは澄んだ歌声で、思わずハンカチで涙を押さえる観客もみかけました。又、5年前に台湾からバイオリンの勉強をしにジュリアード音楽学校に来たという、14才の少女ペイ・ウェイ・リオの演奏には、会場どよめくばかりの拍手でした。彼女は絶対、将来大物になること間違いなし。

ハーレムの高校からは、17才の男子指揮者のもとに、13人の女子高校生のゴスペルミュージック。この迫力にはびっくり仰天。そして二組の親子演奏も感動的でした、ソプラノ歌手イナスの6才の息子ダニーが、お母さんのためにピアノ伴奏したアベマリアも格別。バリトン歌手のジェームスの伴奏を担当したのは、11才になったばかりの娘のコレット。大人顔負けのタレント性を持つ子どもたちに負けてはならぬ、と大人の私たちも子どもたちから元気をたくさんもらいながら、オペラ、ジャズやブローウェーミュージッカル演奏を楽しみました。

演奏をお聞きいただけなかったみなさんには、胸にジーンとくるヘレンケラーのことばを送ります。♥ The best and most beautiful things in the world cannot be seen or touched...but are felt in the heart♥

Let's communicate from the heart! ピーターとの15分


ミステリオ♡2♡シリーズ、毎月15日はミステリオが決めた、Let's communicate from your heart! 15分♡ハートで話そう会話の日!

コミュニケーションをする時に、電話やEメールはとても便利なツールだけど、時にはただ一方的に自分の考えや思いを押しつけて相手に伝えちゃうということもあるでしょ? 気持ちがしっかり通じ合うコミュニケーションとは、自分の話しを相手にする以上に、しっかり目を見て相手の話しを聞くことがとても大切じゃないかあって思います。

そこでミステリオでは『15分ハートで話そう会話の日』に、たった15分でいいから、Eメールを使わずに家族やお友だちと直接会って、みんなでカンバセーション(Conversation = 会話)をエンジョイする日に決めました。

5月15日、コロラドから出てきた仲よしの友達と5年ぶりに再会し、まさしく15分の会話を楽しむことができました。彼の名前はピーター・クーパー(写真の彼)、シカゴの留学時代の高校の同級生。彼は今、コロラドシンフォニーのオーボエ、プリンシパル奏者。今回ニューヨークには、演奏と講義のために3日間だけの滞在。彼のスケジュールがあまりにも忙しすぎて、絶対に会えないだろうなあと思っていたのですが、コロラドに帰る飛行場へ向かう途中に電話をもらい、私の家の前にある外のベンチで会うことができたのです!

ピーターは幼少からオーボエを習い、著名な音楽学校を卒業、当時ボストンシンフォニーで指揮者だった小澤征二氏の元でプリンシパル奏者として演奏した経験も持ち、香港シンフォニー、サンフランシスコシンフォニーに長年つとめ、今はコロラドに家族で住んでいます。

彼はミステリオのことを始まる前からず〜〜〜と応援し続けてくれている、かけがえのない友だち。今回はほんとに15分しかなかったけれど、その代わりとっても素敵な話しを聞くことできました。いろんな国で演奏活動しているピーター ”世界で一番好きな場所は?”と質問してみました。すると、彼の口からあまりにも以外な答えがでてきたので、びっくり仰天してしまいました。

なんと京都にある”龍安寺(りょうあんじ)”だというのです。彼が人生に迷ったとき、つらかったとき、何か変化を求めているときに、必ず訪れる場所が龍安寺だったというのです。そして彼は語ります、”毎回行くたびに石の形や位置が変わってみえるんだ、あの庭と石を見た後に、ボクの中の何かが必ずよく変わるんだ”と。アメリカ人のピーターから、こんな話しが聞けるなんて思ってもみなかったこと。

たった15分、会ってハグしてベンチでコーヒーをすすりながら、ピーターが世界で1番好きな場所を聞けたこと、またそれが日本にあったということに、心の中がポカポカと、まるで春の日差しのように暖かくなりました。

5月15日、ピーターのことをもっと知ることができた、すてきな15分となりました。

Happy Mother's Day


ミステリオで決めた♡2♡シリーズ、毎月10日は "SAY THANK YOU = ありがとうの日”。そして11日、日曜日は母の日(Mother's Day) ですね!

”ありがとう”と一言お母さんにを声に出して伝えるだけでもスバラシイこと。マジックワード『THANK YOU』を感謝の気持ちをこめてお母さんに伝えてみましょうね。

♡Have a Wonderful Mother's Day!

HAPPY RICE - お米を通じてLet's Make A Difference!


♡今日は今一番ホットなMake A Difference のニュースをお伝えしましょう♡

ついに”お米の国”日本ならではの楽しいサイトが誕生しました!その名も『ハッピーライス・ Happy Rice』

お米を寄付することで、ひとりでも多くのみんなに、楽しみ、喜び、幸せのきっかけを届けていきたい、という願いをこめてできたこのサイトは、今年の1月からテニスのプリンス聖一郎とその仲間たちが集まって、めでたくスタートすることになりました。

”社会貢献(しゃかいこうけん)” 最近とても多く耳にすることば、でも実際興味があっても、なかなか行動に起せない、どうやったらいいかわからない、貢献する時間が見つからない、お金で寄付するだけの余裕がない、と思っている人たちも、たくさんいるはず。

でも、このハッピーライスはそんな心配ごとを全部解決してくれる、活気的/画期的なサイトです。やり方はすご〜〜〜く簡単!
まずハッピーライスのサイトをクリックすると、漢字模擬(かんじもぎ)テストが出てきます、その問題に正解するたびに1問あたり50粒のお米が、「地球のハラペコを救え。」 キャンペーン(=特定非営利活動法人 国連WFP協会)を通じて、世界の子どもたちの食糧支援(しょくりょうしえん)に活かされます。

世界中の困っている子どもたちのために、身近にできることが、なんとここで実現できることになりました!いつでも、どこでも簡単に、無料で学びながら社会貢献できるハッピーライス、小学生から大人まで漢字を楽しく勉強しながら、たくさんのお米をみなさんも寄付してみてくださいね。(私はハッピーライスから自分がどのくらい音と訓に弱いかがよ〜〜くわかりました。)

♥このサイト『Happy Rice』は特定非営利活動組織 ラブ・ザ・ワールド・コミュニケーションズ=LWC(NPO法人申請中)によって運営されています。LWCは“この地球に生まれた子ども” のために活動(支援・救済)をする非営利活動組織です。

今日から5月、そして今日は♡で書く日!- Let's write from the HEART♡ 


新しい月になりました、そして毎月1日にミステリオで決めた約束ごと、そう今日は♥ハートで書く日 / Let's write from the heart♥

この日は、身近なお友だちや家族だけでなく、普段なかなか会えないお友だちや家族や親せきのことを思いながら「レター(手紙)」を書いてみよう!という日です。手紙書きは、一瞬で送ることのできるEメールと違って、まずレターペーパーやカード選びから始まります。相手の顔を想い浮かべながら文章を考え、ていねいに文字を書き終わったら、最後に切手を貼ってポストに入れる、という時間のかかる作業です。それだけに、そのレターが相手に届くのをワクワクしながら数日待つ、という、とってもスペシャルなプロセス。心から書いたレターは必ず相手の心に伝わります。手書きのレターを受け取ったときは、あなたの気持ちもとってもハッピーになるはず。

心から気持ちを伝える日、誰に書いてみようかなあ〜〜〜〜〜!

三八掃除デー・自分に関係のないところをきれいにする Make A Difference!  



ミステリオスタッフのひとり、星太郎がそっと教えてくれたすばらしい活動を、今日はみなさんにも伝えちゃいます。

題して『三八清掃(サンパチソウジデー)』これは「自分に関係のないところ」を三のつく日と八のつく日(3,8,13,18,23,28日)にきれいにしようという運動です。

普段から自分の部屋を掃除している人だったら、サンパチデーには、玄関やその一歩先の道路もきれいに掃いてみる、道ばたにおちているゴミを拾って護美箱(ごみばこ)に捨ててみる、お友だちの家の玄関で靴が乱れていたら、そっとなおしてみる・・・そんな目立たないことに自分から気がついてやってみる、という活動です、とってもすてきなことだと思いませんか?

実は星太郎、大学卒業後に福井県にある永平寺で3年間修行を積んできたんですね、そしてこの三八掃除デーは、彼の永平寺での毎日の生活の中から実際の体験を通して、誕生したという訳です。もっと知りたい人は、星太郎のブログをのぞいてみてくださいね。

その上もっとすごいヒミツを教えちゃいましょう、この三八運動を続けると、もっと大きなことがわかってくるはず。実は「自分に関係ないところ」という場所は、世界中どこを探してもないんだっ、そう!世界中どこもかしもこも、実は全部自分に関係があるところばかりなんだ、ということに気づくはずです。ミステリオのみんなも、3と8がつく日にいつでもいいので星太郎と一緒にトライしてみましょう。この運動も、Make A Difference につながることだから!

上の写真は三八掃除デーに星太郎がきれいにお掃除したお手洗いと洗面所、ねっピッカピッカでしょ!

4月22日はアースデー・ 地球のためにLet’s Make A Difference!

earthday2008_splash4月22日(火曜日)は、世界のたくさんの人たちが地球=アースのために行動する日「アースデイ/Earth Day」!社会や世界に目を向け、自分のできることを積極的に実行できる地球人(Good Citizen)になることを目指しているミステリオでも、今年からこのアースデイに、私たちが身近にできる何かを考えて実行してみましょう。

私たちが住んでいるこの地球を、もっとよりよい場所にするためには、まず、地球の資源を大切にすること、安全な空気や水をどうやったらキープできるかを考えること、そして、生きている動物や植物を大切に守ることなど、考えていくとそれはたくさんの、いろいろなことがあげられます。そこで、今年のミステリオでは、資源を大切に使うことについて、みなさんと一緒に考えてみたいと思っています。

★地球の資源って・・・? 石油や石炭、木や水で、私たちが普段使ういろんな物を作るときや捨てるときに必要なものです。私たちはいま、新しいものどんどん作ってすぐに捨てているので、とてもたくさんの資源を使っていることになります。

★地球が病気? いま、地球の気温がどんどん上がっていくという、困ったことがおきています。。私たちも病気になると熱がでると同じように、そう、地球は今、病気で熱を出しているんですね。この理由は、私たち人間が資源を使いすぎていることが、原因だと言われています。

★熱があがると地球はどうなるの? ・山の上や海の氷が溶けて海の水が上がり、海に沈んでしまう場所が出てきます。 ・天気がくずれて、台風、洪水、竜巻、干ばつ、熱波などでたくさんの人が被害にあいます。 ・自然環境が変わり、農作物がうまく育たず、生きていけない動物たちも出てきます。

★地球の病気が少しでもよくなるように 、地球の資源を大切に使うには、さてと、、、、まずあなたなら何ができるか考えてみて! 今回のヒントは5つ、下に書いておいたので、4月22日にはたった15分でもいいから、アースデイについて家族やお友だちと話しながら、自分が真っ先にできることを、行動に起してみましょうね。

♪電気を節約するにはどうしたらいいかな? ♪水を節約するにはどうしたらいいかな? ♪ごみを減らすにはどうしたらいいかな? ♪新聞紙や牛乳のパック、他に使い道があるかな? ♪包装紙やビニール袋を使わないようにするにはどうしたらいいかな?

アースデイに自分で考えてやってみたこと、普段からもうやっていること、家族やお友だちと話したことなど、何でもかまわないので、ぜひEメールで教えてください。nozomi.terao@msterio.com

そのいくつかを、ミステリオのブログに載せたいと思っています、みんなのアイデアをシェアーしたいから。

ひとりひとりが考えたことを行動におこすことによって、世界がどんどんつながっていく、ステキなことですね! さあ、私たちの地球のため、そして私たちの未来のために、Let's Make A Difference!

アースデーにちなんでいつかのリングを紹介します。それぞれクリックしてみてね。

アースデイの誕生について

●1992年の環境サミットで環境問題を訴える、当時12歳の女の子セヴァン・カリス・スズキ のスピーチの迫力のスピーチ。

●地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル(子ども向け短編)ミステリオティーンズのゲスト、山本敏晴先生作成のビデオ。

アースデイ・ジャパン 4月22日は各地でさまざまなイベントがあります。

●英語サイト Earth Day Network United States Earth Day

RUN RUN RUN 走れ大人の女たち! NY MORE MARATHON




4月13日、日曜日、朝8時、ニューヨークのお天気はどんより寒い曇り空。そんな中、40才以上の女性たちがセントラルパークに7,350人大集合!この日、女性誌More Magazine 主催による、チャリテイー・ハーフマラソンとフルマラソンが行われました。正確には、ハーフマラソン(21.1キロ)を走った女子たちが4,000人、ゆっくり歩いた女子たちは3,000人、そして残り350人がフルマラソン(42.1キロ)に出場しました。

今回、のぞみはフルマラソンにチャレンジ。キャンプファーザー役のジョッシュは、スタートとゴール地点での交通整理役・ボランテイアに参加。(写真参照)この交通整理役、思ったより大変な仕事だったとのこと、朝5時、まだ真っ暗なセントラルパークに、ボランテイアが全員集合、コースを点検したり自分の役割を把握した後、約9時間ずっと外に立ちっぱなし。時折、ボランテイアのリーダーから、”おい、君、もっと大きな声ではっきりと”な〜んて言われながら、出場する選手たちの誘導や、応援しに集まった観衆のまとめ役としてがんばっていました。

ゆっくりと歩く組は、みんな一列に横に並んで楽しそうにおしゃべり、ハーフとフルマラソンを走る組みはその中を走り抜けながら、まなざしはかなり真剣。結果、ハーフマラソンの優勝者タイムは1時間20分!のぞみのフルマラソン完走タイムは4時間17分。走りながら一番思い出したこと、それはミステリオのみんなの笑顔。38キロ地点にさしかかったところで、急に精神・肉体的な疲れが出てきたけれど、一人一人の笑顔を思い出したら、最後になってなんだか急に不思議なパワーがわいてきました。だからゴールに着いた瞬間、”ミステリオバンザ〜〜〜〜イ!!!”って思わず大きな声でさけんでしまいました。

このレースの一番の目的は、もちろんチャリテイー。でも、もう一つは、40才以上の女性たちが家族&友達&仲間たちから、たくさんの元気をもらいながら、どれだけ自分をエンジョイしながら走れたか、という気がします。当日、ミステリオに以前参加してくれた、AMY とERIKAも応援にかけつけてくれ(写真参照)たくさんの元気をもらいながら、最高に楽しい日曜日となりました!

MORE MARATHONのレース当日の様子が動画で見たい方は(みなさんが知っている人は誰も出ていませんけれど)こちらをクリック