8月27日のブログで、アメリカ民主党全国大会についてお話ししましたが、今日は今週9月2日から3日間ミネソタ州セントポールで行われた共和党全国大会についてお伝えしましょう。
この大会では、元ジュリアーニNY市長も応援にかけつけ、3日に共和党のジョン・マケイン上院議員(72才)を正式に大統領としてノミネートしました。
今回、最も注目をあびた人物は、副大統領候補にノミネートされた44才のアラスカ州知事の女性、サラ・ペイリン氏(Sarah Palin)。ペイリン氏は共和党初めての女性副大統領候補としてマケイン氏に抜擢(ばってき)され話題をよんでいます。アラスカ州の地元のテレビ局でスポーツキャスターを務めたあと、市議や市長も経験、2006年にアラスカ州知事選で当選。ご主人と5児の子どもを持ち、これまで仕事と母親業を両立してきました。
民主党大統領候補のオバマ氏は黒人の47才対共和党のマケイン氏72才、かたや民主党副大統領候補のバイデン氏は65才対共和党は女性で44才のペイリン氏と、4年に一度のこの11月、今回の選挙戦はどちらに決まったとしても、歴史的に残るイベントとなることでしょう。
これから2ヶ月、共和党と民主党の戦いは益々熱気が高まります。(上記写真はNYTimesより、壇上左はマケイン氏、右がペイリン氏、後ろには彼らの家族たち)