子供たちといっしょにMake A Difference ができる場所を作りたい、自分がもっと好きになれる、世界がもっと身近に感じられるような第二の家族を作りたい、、、そんな想いを込めて2001年日本でスタートしたMSTERIO.jp
そして2011年にはMSTERIO.orgがアメリカ・ニューヨークで誕生しました。
だれかのことを想う、思いやりの気持ちを持つことで、一人じゃないんだよというメッセージを世界の子供たちに届ける活動がMSTERIO.org
のべ500名以上のニューヨークのボランテイアの方たちによって出来上がった手作りのドールに、子供たちが自由自在に個性豊かなドールをクリエート。
出来上がったドールを次はどこに送り出そうかなあ--っと考えるたびに気持ちがワクワクしてきます。
ドールについているトラッキング番号から、旅の形跡を追うことで、みんなが繋がっている気持ちになれる、世界は繋がっているんだよ、と。
ドールたちは何度か旅に出た後、なかなか世界を見ることのできない子供たちの元へと最後は贈られていきます。
これまで5000以上のMSTERIO DOLLたちが世界のどこかに、誰かの元へ届けられました。
そして先週、これまで行ったことのない未開の地、スリランカに20のドールたちが旅発ちました。
行き先は SPUTNIK GIRLS HOME
2004年スリランカで発生したスマトラ沖地震と津波によって、親・家族を失った子供たちは私たちの想像を超える人数です。SPUTNIK Girls Homeは、子供たちのために大きな家族を作りたいという代表・Eshantha (エシャンタ) Arlyadasaさんと、日本代表の秋沢淳子さんが、同じ留学生として高校時代にニュージランドで出会ったことがきっかけとなり、2007年に建設が完成されました。
スリランカ首都コロンボから素朴な自然の中を通りながら車で3時間半。到着すると、暖かい笑顔で流暢な日本語で”ようこそ”と迎えてくださった Eshanthaさん。
早速 エシャンタさんにはニューヨークのボランテイアの一人、94歳の Betty が特別な場所に、と以前作ってくださったドールを寄贈。
ランチをいただいた後、待ちに待ったガールズたちとの対面。輪になってガールズトークが始まります。
中にはゆっくりと一生懸命 英語で話をしてくれるガールズたち。
丁寧に1つ1つじっくりと時間をかけてデザインを考え、思い思いのメッセージを熱心に描いてくれがガールズたち。
特に感動したメッセージには、Rashim ちゃんのHappiness is only real when shared と。
幸せは分かち合うことで本物の幸せになる、、、、きっとこのガールズホームにはたくさんの愛情がいっぱいあふれているのだと感じました。
”どうか私たちのドールが幸せな所に行きますように” とメッセージを添えてくれた一人の女の子、完成したドールたちにさようならを告げ、スーツケースに入れ旅立ちのセレモニー。
そして今度はアメリカから来たドールを一人一人にプレゼントするセレモニー。
今回、スリランカに旅したドールの中には、このガールスホームと同じような環境にあるオレゴン州のOPHELIA'S PLACEの女の子Maggieのドールもありました。
Maggieのドールを選んだのはShanikaちゃんは、彼女のドールと一緒にいつかMaggieに会える日が来るかなーとそれは嬉しそうでした。
たった半日、過ごした時間はとても短かかったのに、最高な笑顔で”また来てね”と手を振ってくれたガールズたちとのお別れは、目頭が熱く胸がキューンとなりました。
ガールズたちの自然な笑顔とやさしさの中で感じたこと、、、、彼女たちは Less is more(ものは少ない方が心や人生が豊かになる)の本当の意味を知っているような気がします。
ニューヨークに戻ったこのドールたちの 次の行き先のアイデアがあれば、どうぞ info@msterio.jp まで教えてくださいね。
この機構の日本代表の方を紹介してくださったミステリオのキャンパーのお母様はじめ、すぐに対応してくださった日本代表の秋沢さん、ガールズホームの先生たち(日本語がとてもお上手でした)、日本からボランテイアとして参加していた学生さん、皆さんのお陰でこの旅がより特別なものになりました。
このホームではボランテイアやホームステイが年間を通じて可能です、興味のある方はこちらをクリック
ボランテイアたちが宿泊できる施設をガールズホームのすぐ横に建ちあげた素敵なご夫妻とも仲良しに。
スりランカ、、、人々の優しさ、思いやりに、また訪れたい気持ちなる国でした。
タージマハル、一生のうちでなんとしても一度は訪れてほしい場所。