France...beautiful world

unnamed-1先週、ミステリオの写真を継続して撮影してくださっている写真家・稲田美織さんが、フランス・パリでソロの展覧会を開催なさり、そのオープニングレセプションパーテイーに行ってきました。 彼女の作品の中には、この8年間式年遷宮を通して撮り続けてこられた美しい伊勢神宮や、世界各地の聖地などの写真が展示され、パリ在住のアーチストたちや、日本に興味のある方たちが多く駆けつけ、ワインとチーズと共にスペシャルな充実の時間となりました。

unnamed途中サプライズゲストとしてパリを中心にヨーロッパで大活躍されている若手バイオリニスト・正戸里佳さんの見事なバッハの演奏にうっとり惚れ惚れ。このパーテイー会場となったギャラリー上階には、あの作曲家サンサーンス氏も住んでいたという由緒ある建物だということも教えていただき、ヨーロッパの深みを満喫できました。

日本人の方も多く観にいらしていた中、日本から仕事でパリを訪れていた一人の女性と知り合うことができました。彼女の生き方、考え方がとっても清々しく久し振りに私の心が晴れやかになった、そんな彼女のことをちょっと紹介したいと思います。

 

子供のころから多くのMake A Difference をし続けてきた彼女はこんな方:

長野出身。11才のときに訪れたネパールで豊かさとは何かを考え始め、それから途上国に関心を持ち続ける。カンボジアで二ヶ月間のボランテイアも経験。国際基督教大学卒業後、東京大学大学院に入学。そこで 『人間の安全保障』プログラムを修了。卒業後、コンサルタント会社に就職、約4年間の社会人生活に終わりを告げ、3月11日東北震災後、被災地に関わるうちに、2011年11月一般社会法人 re:terra(リテラ)を設立。そこで、気仙沼椿と出逢いが、新しい事業を展開することとなり、その椿を使って気仙沼の障害者福祉施設と地元自治体が協力して、ハンドクリームやリップクリームを世界ブランドにしていくという会社を起業。それだけなく、東南アジアの女性起業家ネットワークづくりのプロジェクトも同時に進行されている底力あふれるチャーミングな女性、渡邊さやかさん。

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彼女とすっかり意気投合した私達は、オープニングレセプションの翌日、電車に乗ってシャルトルへ、そしてその翌日はモネ庭園に出向きました。パリ市内も素敵だけれど、フランス郊外、たった1時間ほど出るだけで、こんな世界があったのか、と思うほどの美しさ。unnamed-1

 

 

フランス人の持つ美的感覚や繊細さは、日本にとても似通ったものがあると納得した今回のフランスの旅、三日間とは思えないほどの充実さ。

今後パリを拠点に世界的にきっと有名になるだろうと確信持って推薦できるバイオリニストの里佳さんとの出逢い、日本から世界に向けて多くの事業を今後も展開していかれるだろう、さやかさんとの出逢い、そしてこの出逢いがあったのも美織さんのお陰。

これからは、美織さんと共に未来に向けて次世代に美しい地球を残すために、未来への調和のカギを一緒に探し続けたい、と心から思った時間でした。

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そんな美織さんは、7月7日七夕に小学館から新しい本を出版なさいます。題して『奇跡に出逢える世界の聖地』。こちらもどうぞお楽しみに!!1798691_660812280673724_6646409081001984237_n