Candle Night Workshop in Tokyo on 5/28 (Sat) at 6:30 PM
ミステリオスタッフNAOのお母様が企画なさっているイベントのお知らせです!
5月28日(土)@ Cafe Slow PM6:30~ 「手ざわり‥指で見る」
キャンドルナイトワークショップと称してのトーク&ピアノ演奏会。
キャンドルの灯りのもと、暗闇の中で視界から解放され、指の先に心を集中させ、指と心の目をひらくという試みが体験できるワークショップは、これまで「聴覚」「嗅覚」の二回のシリーズの最後を飾る「触覚」について。
ナビゲーターは、盲目のエッセイスト・三宮麻由子さん。信じられないプロフィールの持ち主。
上智大学大学院 博士課程前期終了。英語とフランス語の達人で、昼間は外国通信社で報道翻訳の仕事をし、エッセイストとして「日本エッセイスト賞」を受賞後、集英社、NHK出版、文春などからエッセイ集を20冊以上も出しています。福音館からも多くの絵本を出版。野鳥の声を200種類以上を聞き分け、墨絵も描き、華道も草月流の師範。その上、ピアニストでもあるのです!
目が見えないのに、どうやって墨絵やお花を生けられる? 不思議でしょう?
目が見えないというハンディーは、彼女の場合は大きなジャンプ台です。「障害」をポジティブに受け入れた結果、彼女の感性は並外れたものになりました。彼女がいつも心がけているのは、音の目線で世界を楽しもうということ。
たとえば、野鳥の鳴き声の微妙な変化から空の高さや天候を感じ、雷の音からは空の奥行きを味わう。土地の匂いで雪解けを感じ、花の香りから言葉を紡ぐ。自然と接することで「生かされている」ことの悦びを実感し、それが人間と向き合う気持ちへともつながるのだそうです。
感覚と心を研ぎ澄まして世界と接することで、私たちの人生はいかに豊かなものになるのか。
五感も心も、研ぎ澄ませば、いつでも発見のチャンスがある!その「三宮麻由子ワールド」の極意を伝授してもらう暗闇ワークショップ、小学校以上のお子さんでも、十分楽しめると思いますよ。
参加希望者は、以下のメールアドレスまで: