Marianna and Asako - Happy holidays!


12月のニューヨークは、クリスマスコンサートが毎日のように、いろいろな所で行われています。
どれもこれも聞きにいきたいけれど、体は1つ。どれにしようかと、選ぶだけでも一苦労。


その中で、一番最近、とても感動的だった2つのステキなミステリオ関係のイベントを紹介しましょう。

2005年のミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターとして参加してくださったニューヨーク在住のMarianna Rosett

彼女はクラシックのピアニストであり、ピアノの先生であり、作曲家であり、そして何が一番すごいかって、彼女はクラシックの即興家なのです。即興は英語でImprovisation。即興という言葉通り、その場で音楽をクリエートしてしまう彼女の技はすぐれもの。

そのMarianna が二枚組の素晴らしいCD "Parallelas" の記念リリースパーテイー とミステリオの10周年のお祝いを兼ねたコンサート&カクテルパーテイーが行われました。

場所はセントラルパーク沿いに住んでいるお友達のアパート。ミステリオ誕生後、10年間に渡り、これまでミステリオをサポートしてくれた仲間や友だち、実際にミステリオに参加してくれたスタッフや家族の約50人が集り、ホリデー気分を味わいました。中には東京から、今年カウンセラ−役をつとめてくれた Natsukiとも久しぶりに再会。

演奏会の最後を飾って、Marianna がその場でパッと即興をしてくださった2曲。
1曲目のタイトルはNOZOMI。2曲目は、I will move mountains のMarianna版。
この2曲は、NOZOMII will move mountainsを、それぞれクリックして聞いてくださいね。

さて、お次は、田村麻子さんのホリデーコンサートが厳かな気分の中、St. Steven's Churchで行われました。1つ1つの歌詞の意味をしっかりと体と心で感じとり、それはそれは丁寧に唄いあげる麻子さん。彼女の声を聞いていると、なぜか涙が出てきてしまう。これはきっと、自分の心の中が、彼女の歌声によって、洗われていくような気持ちになるからだと思うのです。

日本からどうしてもグランドピアノをある学校に寄付したいという彼女の夢が叶い、グランドピアノを寄付してくださった方も一緒に、今年の夏はベトナムへ渡り、チャリテイーコンサートをなさった麻子さん。来年春には、ロンドンのロイアルアルバートホールで、蝶々夫人(Madam Butterfly)主役も決まり、歌を通して数々のMake A Difference を成し遂げている麻子さん、今後、ますます世界中で大活躍なさることでしょう。

ベトナムの様子はこちらをクリック:http://www.youtube.com/watch?v=d2epctqxiZc

これで気分はしっかりクリスマス。あとは来週後半、日本上陸の為に、ここ5日間はその準備で大忙し!!!