私は昨日、なんといっぺんに3本の親知らずを抜かれてしまったのですよ!
このままにしておくと、これから歯に支障がおきてくるよ、と歯医者さんに言われて1年。忙しいとか、ちょっと怖いとかを理由に、いままでのばしていたけれど、”自分の中で気になっていることは、できるだけ早くに解決しよう”と年頭に決めたし、もうすぐミステリオもあるし、途中で痛くなったら大変だし、と勇気を出して行ってきました。
手術前に、Laughing Gas (全身麻酔)か、それとも普通のanaesthesia(麻酔) にするかを決めるのが通常の決めごと。3本目の歯の根っこがかなり曲がっていることがレントゲンで判明したため、一瞬全身??とも思ったけれど、好奇心満々の私としては、先生がどんなことをするのか、どんなプロセスで行われるのか、とっても興味があったので、普通の針麻酔をお願いしました。手術中は、バックグランドミュージックに、ソフトロックがかかり、先生はそのメロデイーに合わせてハミングしながら、ポーン、ポーン、とまるでワインのコルクをぬくように、2本は簡単に摘出。やっぱり3本目は、ちょっとだけ悪戦苦闘でしたが、結局1時間半ですべて完了。
1日たってみての感想は、想像していたよりも楽だったかな。でも、今朝からこの写真のように、おたふく風邪みたいに、ほっぺがプックリ膨らんで、まるでリスが食べ物を口にふくんでいるかんじ、自分でも思わず笑っちゃいます。
今日からは、塩水でよく洗い、炎症をおこさないようにきちんと薬を飲みきれば多分2、3日で元気満々になる予定。
そうそう、知っていましたか? 一般的に、親知らずとは、17~30才ごろに生えてくるわたしたちの最後の永久歯のことで、前歯から数えて8番目の歯のこと。実はこの親知らず、本来わたしたちの体には必要のない永久歯なのだそうです。だから、抜かずにずっとほっておく人もたくさんいるし、私のように、抜いたほうがいいと歯医者さんに言われた場合には、え〜〜〜いっ、と抜かれるわけ。
なんで”親知らず”って言われているかというと、昔は、この歯が生えてくる頃には、自分の親はもう、この世にいないから、またはその頃には、すでに親元から独立して生活していたため、
「親が歯の生え始めを知ることはない」という意味からきているのだそうです。
では、英語ではなんというか、というと、wisdom toothといいます。wisdom だけを訳すと、知恵、分別。そうか、だから物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯だから、wisdom tooth というんですね。toothは1本の歯を示すけれど、私のように3本になるとtooth の複数だからteeth となるわけ。
ここしばらくは、普段なかなか食べないアイスクリームやフローズンヨーグルトが主食、きゃあ〜うれしいっ。
来週には、走れるようになりますように!!