田野聖子さん そして 元キャンパーだった若菜 このお二人が再び共演!
ここしばらく、お子さんが楽しめる場もあまりなかっただけに、今回、この”かいじゅうのまち”は、すべてのお子さんたちに心ゆくまでエンジョイしていただける作品とのこと。
みんな違ってみんないい、という演出家ヤストミフルタさんからのメッセージに、思わず、それってMSTERIOそのままだわ、と嬉しさ倍増!
だからこそ 中学生以下は無料(日曜日公演は0才からオッケー)という、クリスマスプレゼントにもぴったり。
コロナ対策も万全に整えて客席も半数以下に、その上、配信公演もあり、 お家からでもご覧いただけます。
ぜひ クリスマス前に ご家族揃って、お友達とご一緒に!!
チケットは 直接ご購入いただけますが、 info@msterio.jp までご連絡いただければ MSTERIOでまとめてお席をリザーブすることもできます。その場合には、お子さんの年齢を含めてフルネームでお知らせください。当日、受付でお支払いくださいね。
「かいじゅうのまち」
12/10(水)〜19(日)
全席指定5000円
中学生以下 無料
■会場
■公演日程
2021年12月10日(金)~19日(日)
10日(金)19:00
11日(土)14:00◆ 18:00◆
12日(日)15:00★
13日(月)19:00
14日(火)19:00
15日(水)19:00
16日(木)19:00
17日(金)14:00 19:00
18日(土)14:00 18:00
19日(日)15:00★
◆・・・記録用カメラが入ります。予めご了承ください。
★・・・おもいやり観劇回です。小さなお子様もご入場いただけます。
※開場・受付開始は開演の40分前予定です。
配信もあり。
■作 演出 作曲
ヤストミフルタ
■出演
藤田奈那
藤谷みき(青年団)
森啓一朗(東京タンバリン)
舘智子(タテヨコ企画)
河内浩(俳優座)
保亜美(俳優座)
吉田電話
古川和佳奈
阿紋太郎
田中博士
■演奏
島崎敦史(キーボード)
大表史明(パーカッション・海洋ゴミ楽器)
AKIRA(エレメンタリー)
■ガーデニング
柵山直之
■舞台美術
福島奈央花
■音響
中村久志
■照明
福田恒子
重松希代子
■振付
ONDY
■衣裳造形
髙橋麻衣子
■イラスト
まつむらまいこ
■宣伝美術
新出睦(ememデザイン室)
■スチール
勝見里奈
山口彰久
■撮影
三宅流(究竟フィルム)
■舞台監督
森貴裕(M.T.Lab)
川田崇
■制作
菅沼太郎(Alave)
■制作進行
ムラタマリエ(necramicrock)
■演出助手
大谷昌史(Theatre Ort)
~会場チケット~
■料金
前売5,000円(税込)
当日5,500円(税込)
※全席指定。
※中学生以下入場無料。
※未就学児のお子様はおもいやり観劇回をご利用ください。
■会場チケット購入先
http://confetti-web.com/knockknocks
※中学生以下のお子様とご来場の方は、ノックノックスの公式ウェブサイトより直接お問い合わせくださいませ。チケットのご予約をスタッフが対応致します。
~配信チケット~
■配信期間
2021年12月24日(金)9:00~12月31日(金)23:59
■料金
4,000円(税込)
※別途手数料がかかります、予めご了承ください。
http://confetti-web.com/knockknocks-streaming
※チケット販売開始は11月11日19:00となっております。
※最終購入時間は12月31日(金)20:59です。
■会場・配信チケットに関するお問い合わせ
カンフェティチケットセンター
0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
■その他公演に関するお問い合わせ
■協力
ACT JP-Group
この冬、たくさんのかいじゅうたちが渋谷の劇場へとやってきます。こわーいかいじゅう?頭のいいかいじゅう?かわいいかいじゅう?しかもみんな赤ちゃんなの?さてさてどうなることやら。
みんな違ってみんないい・・・そんな当たり前のメッセージを、わんぱく盛りのきみや、ちょっとお姉さんのきみ、あの頃は子どもだったあなた、子育て真っ最中のお母さんにお父さん、それにおばあちゃん、おじいちゃん・・・みんなに届けたい。そんな思いから生まれたのが、このものがたりです。
いつものように中学生以下無料はもちろん、そしてワクチンを接種できない小さいお子様にも安心してご覧頂けるよう、客席数を半分にしてお届け致します。更に、配信公演もご用意致しました。さぁ、誰もがあたたかくなるノックノックスの音楽劇「かいじゅうのまち」ぜひぜひご覧くださいませませ!
ノックノックス
かいじゅうのまち
——ものがたりをはじめるまえに
むかしむかし、ここから遠く遠くはなれたところに、ひとりの魔女がいました。魔女はうまれたときからお父さんも、お母さんも知りません。ずっとひとりぼっちでくらしていたのです。わたしたち人間では考えられないくらい長い長い時間を生きるなかで、魔女はたくさんの魔法と、さみしいという気持ちをおぼえました。
ある日、魔女はふと思いつき、魔法で話し相手をつくろうとしました。ずっとひとりぼっちだった魔女はだれかとお話がしたかったのです。ゆびをくるくるっと回し魔法の呪文をとなえると、ひかりの中から見たこともない生き物があらわれました。ですがそれは望んでいた話し相手とはちがい、らんぼうで言うことを聞きませんでした。その後も、今度こそ、今度こそ、と魔女は何度も話し相手をつくろうとしますが、どの生き物も魔女の言うことを聞きません。
「おなかがすいたぞ、ごはんはまだかー」
「いたずらしてやる、いひひのひ」
「やだやだやだやだ、やりたくないったらやりたくない」
「うおー、がおー、ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」
まるでかいじゅうのように騒ぐ生き物たちに、魔女は頭をかかえました。そしてとうとうがまんができなくなった魔女は、彼らを森へと追いはらってしまったのです。魔女のすみかは静かになりました。ですが一日がたち、二日がたち、魔女は森の様子が気になってしかたがなくなりました。こっそり様子を見に行ってみると、森では生き物たちが泣いたり叫んだり大騒ぎ。魔女はふたたび頭をかかえてしまいました。
そんな時、近くをだれかが通りかかります。それは人間の親子でした。知らないうちにこの森に迷いこんでしまったのでしょうか、おびえる子供をお母さんが抱き、そんなふたりを安心させようと、お父さんが必死に馬をはしらせます。魔女ははじめて人間を知り、家族を知りました。それからというもの、魔女は生き物たちの面倒を見させるため、人間をさらうようになりました。それもお父さんとお母さんの言うことを聞かない、とびっきりの悪い子をねらって。
やがて森にはかいじゅうのように騒ぐ生き物と、その面倒を見る人間の住む「かいじゅうのまち」ができました。このものがたりは、そんなかいじゅうのまちにとある女の子がやってくるところからはじまります。