新入生や社会人1年生のみなさんも、そろそろ新しい環境に慣れてきたころかな?
今春のミステリオテイーンズは4月22日、日曜日に行われました。
2人の新しいテイーンズ・AKIRA&SAYAKA、そしてカウンセラ−KANAKOのお友達PASSIONも来てくださり、充実のひとときでした。今回のテイーンズには、大学生やこの春から社会人になったミステリオスタッフたちにも声をかけ、会うことができました。
スペシャルゲストは、今をときめく『監督砂田麻美さん』。昨年夏から、彼女の初作エンデイングノートが全国公開になり、新人ドキュメンタリー映画としては空前の大ヒット。海外の映画祭にも出展、たくさんの賞も獲得。(写真ではカードを持って立っているのが監督です。)
笑顔がとってもチャーミングな麻美さんは、東京出身、慶応義塾大学総合政策学部在学中からドキュメンタリーを勉強し、卒業後はフリーの助監督として映画監督・是枝裕和氏のもとで映画製作に関わってきました。
麻美さんを元々紹介していれたのは、以前ミステリオテイーンズのゲストとして来てくださった日本語字幕のプロでもある映画監督LINDA HOAGLUNDさん。
2006年、ミステリオで新しいキャンプ場を探していたときに、LINDAさんから麻美さんに連絡してみたら、と紹介され、麻美さんの見事なリサーチ力により、長野のサマーキャンプ場が見つかったという裏話しもあります。
さてさて、当日は、麻美さんがミステリオの為にと、事前に用意してくださった映像をみながら、国際映画祭や、映画製作のプロセスの模様を折り込んだ内容に、みんなそれは真剣に麻美さんの話しに聞き入っていました。
この映画にかける麻美さんのパッションもたっぷりうかがうことができました。こんなに身近に監督の生の声を聞けるなんて、なんて幸せなことでしょう。
ここで1つ印象に残っている麻美さんのお話しをシェアーしましょう。10代はこうでなくてはいけない、という考え方を持たず、物事にあまり固執(こしつ)しないこと、そして、いろんな経験や体験をしてほしい。たくさんいろんな人と知り合うことも大事。最終的はきっと、自分好きなことは見つかるから、焦らないで進んでほしいと。
今回監督は、脚本、編集、監督のすべてをこなされました。私より小柄な監督、その彼女の持つ底力と映画にかけるパッションの大きさには、どこからその力が湧き出てくるのだろうと、ただただ感動でした。
まだ観ていない人たちもいるかと、映画の内容はヒミツにしておきますが、5月25日にはDVDも発売予定。でもせっかくなら大きなスクリーンで観て欲しいと、ミステリオではこの夏、エンデイングノートの特別上映会を計画中。感動、涙、笑いがいっぱいつまったこの映画、どうぞ楽しみにしていてください!!
そして今年のミステリオサマーキャンプの申し込みも受付中ですよ。