今日のニューヨークは、朝から雪。
そんなお天気の中、しんしんと降り積もる雪を眺めながらクラッシック音楽を聞きながら仕事に没頭。
今日は音楽を通してMake A Differenceを実行している、ある団体を紹介しましょう。
すばらしい音楽は心に感動を与えるだけでなく、生きる力や元気を与えてくれます。もし、1000人の音楽家たちが、同じ場所で一斉にチェロを弾いたとしたら、どんなことになるんだろう、、、、、想像するだけでワクワクしてきませんか?
そんな感動をあなたもこの5月に体験できるかもしれません!
1998年11月、神戸で開催された1000人のチェロ・コンサートを主催したのは、国際チェロアンサンブル協会(Non-Profit Organization)。大成功を収めたこのコンサートは、その後も活動を続け、この5月に、第4回1000人のチェロ・コンサートが再び開催されることになりました。
このコンサートの目的は、神戸被災地復興支援から始まり、今では音楽を通して国際平和を願う団体です。チェロを通して、少しでも何かの役に立つことができれば、人としてお互いを尊重しあい、被災者のみなさんに心を配ることができたら、という思いから、アーチストも運営もすべてボランテイア精神に基づいて、活動を続けています。
これってすごいMake A Difference!
そして、この5月16日(日)には、広島グリーンアリーナで開催される「第4回1000人のチェロ・コンサート」では、三枝成彰 作曲 /1000人のCelloの為のREQUIEM Ⅱ(HIROSHIMAの為に) の他、古屋さおり作曲「原爆」(児童3部合唱付き) の2曲が世界初演されます。
古屋さおりさんは、ミステリオの初期の頃、”しらべい”というニックネームで何度かサマーキャンプに参加してくださった大人気のナース。そのしらべいのお陰で、2002年ミステリオサマーキャンプには、この団体から30名のチェロリストのみなさんがゲストとして演奏会をしに来てくださったことは、今でも素晴らしい思い出の1つとなっています。
しらべいが作曲した「原爆」の歌詞は、中沢 啓治「はだしのゲン」峠 三吉「原爆詩集」原 民喜「原爆小景」より引用しています。この歌詞は、英語だけでなくベトナム語、中国語、タイ語など、今回いろいろな国の言葉に訳され、世界中の人たちに愛していただける作品として完成されました。当日の指揮者はドイツのゲインガス氏、チェロリストの中には、ドイツや韓国の海外からも参加予定。
心から世界平和を願う人たちが1000人集まり、音楽を通して世界にむけてメッセージを送るこのコンサート、みなさんのまわりに、チェロリストとして参加してみたいお友達がいたら、是非、このコンサートのことを教えてあげてください。
コンサートの詳細はここをクリックしてね。
今日のHow to help you live a happy life - One Point English:
『Be part of a community. 』community は地域社会という意味。町や村や市などの地域や、その人々のことも意味します。be part of という使い方は、”その一部になる”という意味。自分の身近なcommunity に参加することによって、いろんなことが見えてくる、そのcommunity の一部になれば、いろんなことが実行できるっていうわけ、そうすれば、気持ちもどんどんハッピーになるはず!