ミステリオ - MSTERIO.jp

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2021年、希望と夢いっぱいあふれる年になるように、、、、

”福(ふつうのこと)” こころMojiアーチスト 浦上秀樹さんの作品 

あっという間に2月。

改めて、、、、2021年 丑年、明けてしまいましたが、今年もMSTERIOを通して、みなさんとたくさんの楽しいMake A Differenceをクリエートしていきましょう!

そうだ、まず、成人式を迎えたみなさん、おめでとうございました!

乾杯!!!

いきなりこの日から成人=大人だよ、と言われても、正直なんだかピンとこないというのが普通じゃないかなと思います。その上、去年はコロナという世界中の誰もがこれまで経験したことのない とても大変な1年を送り、新年になっても将来への不安もきっとあるはず。

そんな時には思い出してほしい、みんながいるよっていうことを。一人で悩まないで、仲間がいるよっていうことを。困ったら助け合えるっていうことを。

そして、受験生たちはいよいよ最後の追い込み、ですね。受験は、結果がすべて と言われているけれど、コツコツと、しかもコロナのこの時期にここまで頑張ってきたことに、自分のことをたくさん褒めてあげてほしいなと思います。受験は本人だけではなく、ずっと見守り続けてきたお父さま、お母さまや兄弟姉妹のみなさんのサポートあってのプロジェクト。そのみなさん全員に乾杯!

お家でバースデーの飾り付け!

もうひとつのお祝い・1月2月生まれのみなさんに、ハッピーバースデー、この世界に生まれてきてくれて ありがとう!!

特に1日元旦生まれのキャンプグランマのYOSHIKOさんは、今年で85歳、キャンプダッドのJOSHも2月初旬にバースデーを迎えました。おめでとうございました、パチパチパチ!!!

バースデーといえば、、、、アメリカでとても仲良くしているお友達の一人、Bettyさんは今月末に97歳のバースデーを迎えます。Bettyさんの親しい友だちたち約40名が集まってのグループメールが届き、その中である方がとても素敵なアイデアを提供してくれました。そのアイデアをみなさんにもおすそ分け!Bettyさんはとてもお元気なのですが、97歳という高齢でいらっしゃる上、去年からコロナもあって彼女に会いにいくこともできない環境の中、この40名ちかい友人たちのそれぞれのバースデーの日に、Bettyさんに手紙やお花を送るというアイデアはどうだろうかと!そうすれば年間を通して、40回違う時期にBettyさんのことを想い合えるというもの、なんて素敵なアイデアだと思いませんか? 

さてさて、、年明けのアメリカ、1月には新しい大統領が誕生となり、副大統領は初の女性。新しい時代の始まりと共に、これからの4年間に明るい兆しと希望がほんの少しづつ見え始めてきた感じがしています。

日本国内、東京近郊では3月7日まで緊急事態宣言が延長され、まだまだ緊張感に包まれた日々。でも節分も終わり、こうして新しい年がやってきたからには、自分自身のMake a Differenceだけでなく、今年は特に、困っていたり悩んでいる周りのお友達に、恥ずかしがらず手を差し伸べる勇気を持ってほしいなと思います。

そして逢いたくてもすぐに会えないお友達や家族のことを想い合えるやさしい気持ちを持ちつつ、今年は特に、大好きだよ、という気持ちを勇気を持ってたくさん伝えあえたら きっときっと2021年はより素晴らしい年になるんじゃないかなあ。

夏のMSTERIOはあるのかなあ〜と思ってくださっている方たちへ、、、、、

私達も去年開催できなかった分、今年こそは絶対!というのが今の気持ち。

開催できるかできないか、今はわからない、そして今から予定を立てることはとても難しい、、、、、

実際は今決めることは無理でも、今は絶対に開催したいという気持ち200%。

そのために環境を整え、日に日に変わる情報を集めながら、最善を尽くしつつ、準備に取り掛かっていきたいと思います。

このブログにこれからの予定と進展は掲載していきますので、時々のぞいてみてくださいね!

最後に、、、、、

以下のこのお話は、20年前のMSTERIOにゲストでお招きした語り部 川島昭恵さんが、最近教えてくださったお話です。昭恵さんは6歳のときにおたふく風邪から全盲となられ、今は語り部として活躍されているMSTERIOの大切なお友達。

わんた君は素敵なゴールデンリバーの男の子です。
私に会うといつもとても喜んで力いっぱい元気なご挨拶をしてくれます。
吠えたりは絶対しません。

でもぐいぐい頭を押し付けて、大歓迎してくれるのです。
「わんた君は可愛いよ。いつも元気でいいね」と私はいつもなでなでしながら挨拶します。
すると、わんた君はますます力強くぐいぐいとご挨拶を返してくれます。

わんた君を連れてるお父さんは「わんたはもうじいさんなんですよ」と言います。

でも、わんた君は自分がおじいさんなんて呼ばれれていることなんかまるで知らないのでしょう。きっと子犬の気持ちのまま毎日が楽しくて嬉しいのでしょう。

私はずうっとそう思っていました。

でも去年の後半くらいからわんた君は少し大人しくなったなと感じるようになりました。喜んで温かいご挨拶をしてくれるのですが、そのご挨拶が少しソフトになってきたように感じるのです。

この間母と散歩をしてたら、わんた君とお父さんもお散歩していました。
やっぱり嬉しそうにご挨拶してくれるわんた君。でも、ぐいぐい押し付けてくるような力強さはありませんでした。

以前は私も踏ん張っていないとひっくり返りそうなくらいな勢いだったのに。

「だんだん歩きたがらなくなってきちゃったんですよ。筋肉も落ちて、後ろ足が痩せてごりごりしてきちゃって」とお父さんは言います。

わんた君の後ろ足を触ると、毛並みはふさふさしていますが、ごつごつしているのを感じました。

「わんた君痛いのかなぁ?」と言うと、「うん、多分痛いんでしょうね」とお父さんはその痛みが自分のものであるかのように静かな声でおっしゃいました。

「わんた君、えらいね。痛いのに弱音も吐かないで、頑張って歩いて。わんた君、えらいよ」と言うと、頭を私の膝に押し付けてきました。

「私の母ちゃんも同じなんだよ。足痛いけどお散歩してるの。わんた君はえらいよ」 わんた君は私の言葉をみんな分かって聞いてくれているようでした。

あれからわんた君の家の前を通る度に、そっと「わんた君」と呼んでみます。
会えたらいいな。でも、会えなくても思っているよ。
元気でいてくれたらそれでいいんだよ。そんな気持ちです。

コロナがなかなか終息に向かわず、今このような思いで誰かを思っている人が世界中に沢山いるのだろうなと思います。

離れていても思っていてくれる人がいる。
そう思えるとき、私は力づけられます。

私が思っているのをわんたは感じてくれているでしょうか?
そしてちょっとだけ元気になってくれるでしょうか?
だったらいいなと思うのです。

そして、、、わんたは1月10日に亡くなってしまいました。

私が最後に会ったのは1月3日。
あれからわんたくんになかなか会えないので、思い切ってお家の呼び鈴を押してみました。

でも一度目はお留守でした。

またしばらくしてからお訪ねをし、「わんたくんは元気ですか?」と聞いたら、亡くなったことを教えてくださいました。「お病気があったのですか」と聞くと、「白血病や癌やいろいろあったんですよ。もうすぐ16歳でした」とおっしゃいました。


思い立った時に、逢いたいなと思ったら、たとえ実際に会えなかったとしても、手紙を書いたり、電話をして声を聞いたり、無理なくできる範囲の中で、”今”を大切に、勇気を出して思ったら待たずに行動することもMake A Difference。この昭恵さんのお話を聞いて大切なことを感じることができました。

来月3月11日はあの震災から10年。。。。。
次回のブログでは、NYで毎年開催されている追悼式典のお知らせをお伝えします。今年は世界のどこにいても、どなたでも参加いただけるように、オンラインでの式典となりました。詳細をご覧いただき、多くのご参加をお待ちしています。