さとしの "Be Bold & Do Something"
週末久しぶりにニューヨークでSATOSHIに会った。彼は大学時代、2回ミステリオカウンセラー経験がある、そしてサンターズではダンサーズとしてたびたび登場してくれている、それはさわかな青年。
彼との出会いは、野村るりこさんという友人からの紹介。るりこさんは、
Hopes社
という会社の社長さん。この会社は、とてもユニークで、一人一人の才能を見出し次の世代を担う人材を育てあげる会社。企業向けコンサルテイングや、個人向けにも教育コンサルテイングを行っている。15才でアメリカ留学、ペンシルバニア州立大学体育学部卒業し、アメリカと日本で15年に渡って体操競技を指導していた。それもそのはず、彼女自身がオリンピック出場まであと一歩というところまで登りつめたから。怪我のために、出場を断念し、その後、大学院でMBAを、ハーバード教育大学院で教育学修士を取得し、会社を起業したスーパーレーデイー。
ミステリオでは以前、るりこさんをゲストスピーカーにおよびしてセミナーをしたこともある。
SATOSHIは彼女のお墨付き、当時ミステリオでバイリンガルの大学生を探しているところだった。彼以外に推薦できる学生はいないと紹介をうけ出会ったSATOSHI。さすが、るりこさん、その通りの人材だった。彼はミステリオ最終日に、男子キャンパーたち一人一人の素晴らしいキャラクターと思い出がいっぱい詰まった写真にメッセージをつけてパワーポイントプレゼンテーションを披露してくれた。
そんな彼も社会人となって、今、コトバンクという会社のCOOを務める傍ら、社会貢献活動にも力を注いでいる。
今回、SATOSHIは、日本から4人の高校生を連れてアメリカに5日間やってきた。目的は、3.11 の後に日本がたくさんの国や人たちから助けてもらったことがきっかけとなり、何らかの形で示したいと Pray for Japan の気持ち持って、ThankYouWorldStudyTour を企画した。高校生を選んだのは、将来を担う国際的感覚の意識の高い若者を育て、キャリア感を身につけることが目的。
今回の滞在地は、ボストンとニューヨーク。SATOSHI ならではの密度の濃いスケジュールに、好奇心旺盛の4人の高校生たちも負けずとついていく。
ボストンではHarvarやMITを訪ね、最終日には国連を訪れる。そして私が会った日曜の午後は、
NY在住の日本人アーチストPESUさん
と一緒に、世界へのメッセージをキャンバスで表現するというワークショップをSATOSHIがアレンジ。そこに私も飛び入り参加できることになったのだ。
じっくりとまずデイスカッションを終えた4人が、相談しながら大きなキャンバスに下書きなしで絵を描いていく。試行錯誤して描き終えた絵を、
PESUさん
がじっくりとながめ、”僕が手を入れるとこ、あんまりないよ”と言いながらも、どんどん色を塗っていく。さすがPESUさん、すごかった、彼の手にかかると まるで魔法のように、みるみるうちにメッセージがもっと鮮明に浮き上がっていく。
LIVE PAINTと称して、その場のイメージや背景にあるストーリーを即興でポップアートに仕上げるPESUさんは、腕に大きなLIFE IS ARTというTattoが似合う。赤いまんまるな”円”が必ずどんな絵にもついている、彼のトレードマークだ。
SATOSHI がNYに来てくれなければ、絶対に会うチャンスはなかっただろうと思うPESUさんとの出会い。そして、今年のミステリオサマーキャンプのテーマだった"BE BOLD & DO SOMETHING"(勇気を出して、とにかく何かを始めてみる)を彼の行動力で実行できたSATOSHIに乾杯。
とっても新鮮な日曜だった。
日本に帰国後、この4人の高校生たちがそれぞれに感じたことを、誰にどう発信していくのか、彼らなりのMake A Differenceをどう表現していくのか、、、、個人的にすっごく興味がある。
そうそう、日本のみなさん! PESUさんは、ストリートアートのパフォーマンスのために、来年春、日本ツアーを予定しているそう。どこかで、きっと会えるかも!!